キはキモノのキ

キモノ‥愛してます

キモラク・キモパヘ

2010年06月27日 | 今日のキモノ

 これもまた先週の話。6月20日、名古屋・栄の丸善で催された落語会『超☆激突 Ⅲ たまVS兼好 』に行ってまいりました。
 この日はキモノ記録用の写真を撮らなかったので、集合写真にて。
 
 今日の着物:大きな雪輪の単(ヤフオク)
 今日の帯:スズメやとんぼの夏昼夜帯(ヤフオク)
 今日の半衿:草花刺繍絽半衿(るびーぶる)
 今日の帯揚:薄緑桔梗撫子柄ハギレ(すぅちゃんにいただく)
 今日の帯締:薄紫三分紐(きもの・なかむら)
 今日の帯留:白花青トンボ玉(繭玉)
 今日の下駄:市松台青島花緒(松屋)
 
 落語会をご一緒してくれたのはtomoさん。大きな網代模様の綿麻に、紫陽花の帯がとっても季節に合っていて素敵です。紫陽花の帯、ほしいな。
 ランチのあと乗り込んだ丸善落語会、演目は以下のとおり。

 あこがれの人間国宝 笑福亭たま
 錦の袈裟        三遊亭兼好
 (中入り)
 船弁慶          笑福亭たま
 お化け長屋       三遊亭兼好

  たまさんの『あこがれの人間国宝』はつい1ヶ月前に今池で聞いたのと同じ演目。でも、今度はなんだかパワーアップした感じです。三番叟を踊って白目剥くところとか、尊いお方のモノマネとか、ギリギリの破壊ギャグが素敵。
 兼好さんも、何度見ても面白いです!語り口とか間の取り方とか、いかにも江戸落語…というよりもなんか浅草芸人を彷彿させる感じです。といっても思い浮かんだのは萩本欽一と北野武だったのですが。毒を含んだ親しみやすさというか。
 …つくづくわたくしは、どっか黒いところがあるもんが好きだなあ。


 大いに満足し、まだ笑いの余韻を残したまま携帯を見ると、ちょうどmayさんからメールが入っていました。
 実はこの日は港区で『クリエーターズマーケット』が催されていて、mayさんとそしておーこさんはそちらに行っていたのです。おーこさんとはとても久しぶりだし、時間が合えば会いたいねと言っていたのが実現できそう。

 落ち合う場所、名古屋高島屋内のタカノフルーツパーラーに着くと、お二人はまだ並んでいました。最近開店したここ、大人気のよう。ほどなく席に着き、まずは注文。mayさんおーこさんはマンゴーパフェ、tomoさんは桃パフェ、わたくしはプリンアラモード。
 
 パフェを前にテンション高いお二人。
 おーこさんとはほんとうに久しぶり。でも、変わりなくお綺麗で安心いたしました。クリマの話、最近の話。話が尽きないのはいつものことですが、この日はほんとうにいろいろと話が弾みました。

 と、tomoさんがしみじみと言いました。
 「…このパフェ、美味しい…」
 そう、ほんとうに美味しいパフェなんです。主役級の果物からアイスクリームから、間を埋めるジュレまでまったく味に手抜かりがない。再会を喜ぶおしゃべりの勢いにもかき消されない美味しさというのは、これは只者ではない。
 聞けばこのタカノフルーツパーラー、月代わりで限定パフェを出しているらしい。これは、いただきに来なければねっ!
 というわけで、急遽『ぱへの会』結成。定例会を毎月持つことに。タカノのぱへをいただきましょう~。
 

 このタカノフルーツパーラー、照明がとてもいい感じに明るい店でした。フルーツの色を綺麗に見せるためでしょうけど、にんげんもとてもいい感じ。
 
 ん~、へのへのにしちゃうとあんまりわからないかもですけど、女優ライト効果でとってもびぢんに写りましたのよ。次回も楽しみです。

 キモラク・キモパヘ。
 綺麗にオシャレして、楽しいものを見て笑って、美味しいものを食べて。そのうえ気持ちのいい仲間もいて。これ、幸せの必要条件を全て満たしているような気がいたしますわ。