落語の次の日は、おとなり富山県にふちこまさんの蜻蛉玉工房を訪ねました。
ふちこまさんの蜻蛉玉、去年の秋に初めて拝見し、身が震えるほどに感動したのです。今回はその製作現場を訪ねちゃおう!そんでもって、また『うちの子』連れて帰っちゃおう!と期待満々。落語をご一緒してくれたみんなもお連れしました。mayさんはすでにふちこまさんの玉に惚れこんでキヨミズダイブ済み。mikaさんにっぽんちゃんも、キモノ乙女ですもの気に入るに違いない♪
工房に着くと…そこには、美しいものが無造作にごろごろとしておりました。魂が飛んでいきます。おひさしぶりのふちこまさんなのに、わたくし、ご挨拶もそこそこに蜻蛉玉に見入ってしまいました。ふちこまさんには初対面のオットや、にっぽんちゃんmikaさんを紹介、したかどうかも覚えていない。失礼いたしました。
無造作ごろごろばかりでは無論なく、一隅にはちゃんと展示もされていました。凝った細工の玉が、ここには沢山。帯留めや簪にする玉など、ひとつひとつが小宇宙であるような存在感です。そんな蜻蛉玉が4個、春・夏・秋・冬とセットになっている、なんてゴージャスなものもあり、コーフンせざるを得ずのわたくし。
蜻蛉玉を連ねたネックレス、羽織紐など、贅沢なものもいっぱいで…。
うっとりしつつ、夢中で『うちの子』を探します。わたくしが欲しいのは、今回は簪。前におーこさんが求めていらした、玉を替えることができる簪です。
迷いまくったけれどやっぱり一番最初に「イイ」と思ったのんが一番だわ。
小さい玉に細かい細工、でも遠めで見ても迫力が伝わるのは作品の力ですわね。
凝っている、それだけに高価な玉ばかりではありません。こんなお値段かわいい美しいものもあって、掘り出しものの楽しさも味わわせてもらいました。
mayさんmikaさんにっぽんちゃんも、それぞれに「うちの子」と巡りあえた様子。わたくし、先頭に立ってお連れしたのに何のお世話もしなくって申し訳ありませんでしたが、玉の力とふちこまさんのおかげで満足してもらえてたいへん良かったです。「今度は体験もしてみたいねー」など、言い合ってにこにこと工房を後にしたことでした。ふちこまさん、どうもありがとうございました。またよろしくです。
そして…きゃあきゃあ騒ぐ女どもを横目に、どんなに手持ち無沙汰だったでしょうmayさんのご主人、そして我がオット。それこそ何のおかまいもせずたいへん失礼いたしました。遠くまで連れてきてくれて、本当にありがとうです(礼)。これに懲りず、またよろしく…(上目づかい)。