キはキモノのキ

キモノ‥愛してます

松屋とすうざんや

2006年09月01日 | 今日のキモノ

 今日はキモノ友達のすうざんさんとキモノでランチ&お買い物。
 今日から9月になり、着物の暦では薄物から単を着る季節です。でも、まだまだ暑いから名残の夏キモノで‥と思っていたら、朝から雨でなんだか肌寒い。予定変更して、片貝木綿の単で出かけました。
 これは私が反物から縫った3枚目の着物。今日初めて袖を通します。帯は骨董屋で求めた夏帯。アザミと桔梗の刺繍なので、個人的に「アザミ嬢のララバイ帯・菜の花ぬき」と呼んでいるもの。
 写真はランチの後さっそく出かけた履物やさん「松屋」にて。


「松屋」では前から気になっていた畳表の下駄の台に、秋から使う用の花緒を選んですげてもらいました。
 前に行った時気になっていた花緒を取り置いてもらっていたのですが、今日見るとなんだか感じが違う。気候が違ってくると感じ方も違うんだって。お店のひととすうざんさんといろいろ話をしながらぴったり来るものを選びます。実は、こんなときにセンスを貸してもらっちゃおうと思って、すうざんさんについてきてもらったのです。
 腑に落ちて選んだ花緒を、足にあわせてすげてもらいます。贅沢だ。でも、松屋さんはとてもお財布に優しいので安心。これで「ズック」くらいの値段。

  店の前の道では仔猫がたわむれていました。しばし、なごむ。

 
 買い物のあと、近くの和風カフェ「kujira」でまったり。写真はくつろぐすうざんさん。

すうざんさんはとてもセンスのいいキモノ美女で、コーディネイトがいつも楽しみです。また、とっても買物上手で骨董市などに一緒に行くと素晴らしい掘り出し物を見つけてくれるのです。最近そのセンスを生かし、彼女のブログの中で「すうざんや」を開いて掘り出し物を分けてくれはじめたので、私はさっそく帯3本をお願いしました。その帯の受け取りも、今日の目的。

 右の帯は源氏車に流水・菖蒲・撫子の夏帯。真ん中は深い赤に薔薇の花。左は「お釜」模様の昼夜帯。裏の模様もステキです。 どれも気になるほどの汚れなく、骨董にしてはとても綺麗。なのに、一本1000円!!掘り出しの腕がわかります。
 帯3本と下駄一足を抱えて、ほくほくと帰った今日のデートでした。ありがとうすうちゃん、またよろしく~。
  最後の写真は、今日予定していた夏の名残コーデ。このキモノと帯も、実はすうざんさんお見立て。何か最近とっても頼っているなぁ。