神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

足かけ8年、150万PV突破。「近畿の史跡めぐり」のサブタイトルも、範囲が広がったために少し変更しました。

神戸・相楽園「にわのあかり」

2007年08月26日 | ■神戸市中央区

相楽園・「にわのあかり」

(そうらくえん)
神戸市中央区中山手通5-3-1

夜間特別ライトアップ
「にわのあかり」



心が癒される「にわのあかり」の灯り



 8月24日(金)から26日(日)までの3日間、神戸市中央区の相楽園で行われた夜間特別ライトアップ「にわのあかり」。日没とともに園内に並べられた1000を超える灯りに火がともされ、25日には相楽園の本位田園長による園内ツアーや地泉のほとりに建てられている茶室浣心亭の障子に映る風景を楽しむスライドショー、26日にはインドネシアの音楽ガムランの演奏と影絵芝居ワヤンの上演が行われました。幻想的な灯りの中に響くガムランの音色に、心癒されるひと時でした。




旧ハッサム住宅。明治35年頃に建築されたもので、昭和38年に移設されました。



 相楽園にある地泉回遊式庭園の周りも温かい灯りに包まれ、まだまだ蒸し暑い時間帯にもかかわらず、予想以上に多くの方々が灯りの織り成す幻想的な風景を堪能されていました。このイベント「にわのあかり」は、相楽園の公募に応じて集まられたボランティアの方々で組織された「庭の灯り実行委員会」によって企画・運営されたそうで、灯りの設置・点灯だけでなく、開催中ずっと飛石や敷石・石段のそばに立って懐中電灯で足元を照らしてくださるなど、隅々まで行き届いた気配りをされていました。おかげで時が経つのを忘れて景色を愉しむ事ができ、ただただ感謝。




水面に姿を映す「船屋形」。17世紀末に姫路藩主の遊覧
のために建造された「川御座船」の屋形部分のみを移設。



障子を照らす灯りが柔らかな茶室「浣心亭」。


月のきれいな夜でした。



アクセス
・神戸市営地下鉄「県庁前駅」下車、北へ徒歩3分
・JR「元町駅」下車、北西へ徒歩10分
・阪神電車「元町駅」下車、北西へ徒歩10分
 相楽園地図 Copyright (C) 2000-2006 ZENRIN DataCom CO.,LTD. All Rights Reserved.

拝観料
・大人300円 小人150円

拝観時間
・9時~17時(入園受付は16時30分まで)

兵庫県の日本庭園―歴史と美を訪ねて
西 桂
神戸新聞総合出版センター


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1 コメント

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始めまして (サムママ)
2007-12-13 09:28:04
今月大阪から神戸に戻り^^^

ア^^^幸せっていう感じです

やっぱり神戸は素敵です

大好きな神社・仏閣

楽しく拝見させていただきます

有難うございます
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