気ままにかしまライフ

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「ミード酒」を実験的に作ってみました

2014年12月22日 | 日記

ミード酒は蜂蜜を23倍の水で薄め、アルコール発酵させてもので、人類最古のお酒と言われてい

ます。新婚の古代ゲルマン人は二人で1ヶ月間住居にこもり、ミード酒を作り、新郎に飲ませて子孫

繁栄のために励んだとされ、これが「ハネムーン(Honey Moon)」の語源となっているのだそうです。

ミード酒には強壮作用があり、中世にはこれにハーブなどを加えたものをMetheglin(メセグリン)と

称して薬として利用され、その後の医薬品(Medicine)の語源ともなっているそうです。そんなミード

酒ですが、日本では酒税法の関係で無許可で作ることが出来ません。しかし、自宅蜂場で採れた蜂

蜜を使ってミード酒を作ってみたいという欲求に負け、酒税法に抵触しないアルコール度数1%未満

で飲んでしまうという前提で、実験的にミード酒を仕込んでみました。仕込み終了後は、アルコール

度数が上がる前の数日の間に飲んでしまう予定です。

原料は、蜂蜜、水、酵母の3種類だけです。酵母はドライワインイーストを使いました。

ネットでは、副原料としてレモン、紅茶、レーズンも加えるというレシピがありましたので、それでやっ

てみることにしました。

蜂蜜に水を加え、7080程度で15分暖めながら、アクを丁寧に取り除きます。これは、蜂蜜中の

野生酵母などを殺菌するためだそうで、必須の作業のようです。この後、30程度まで冷まします。

これは、ドライイーストを別に予備発酵させたものです。これとレモン汁と紅茶を一緒にして、30程度

にまで冷えた蜂蜜水を容器に入れます。

そして容器に発酵栓をしておしまいです。容器の中で発生するガスを雑菌を入れることなく排出

する器具です。こんな感じで作ってみましたが、どんな味になるのか楽しみです。なお、仕込み

に使う器具全てをアルコール消毒し、容器内に雑菌を混入させないことがコツのようです。





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