ミツバチの冬籠もりの準備について書物で読んだり、先輩諸氏にお尋ねしたりしていましたが、
この地方は温暖だから全く何もしなくても良いという見解もあるかと思えば、やはりそれなりに
対処しておいた方が良いという意見もあり、どうしようかと考え倦ねていました。しかし、いざ寒く
なって自分も身を縮ませる温度になってくると、これはミツバチ達にもう一段しっかりと防寒をし
てあげた方が良いのではないかと考え、結局巣箱を麻袋で覆うことにしました。
ているので何もしていませんが、横側 と後ろ側の3面に
麻袋を巻きました。上部には発砲スチロールの断熱材
(ブルーに見えるもの)が元々付けてありますのでその
ままにしました。また、麻袋が雨で濡れると、巣箱内が
湿気るかもしれないと思い、ポリカーボネート製の波板
を二枚重ねにして屋根を大きく横までカバーするように
しました。後ろ側も波板を大きく張り出させ、軒を深くし
ました。また、以前半分にした巣門の開口部にもさらにダンボールを詰めて半分の狭さ(つま
り正規の巣門の1/4の広さ)としました。
これは西洋ミツバチの巣箱の様子です。こちらは巣門付近だけを残して二枚の麻袋で全体を
包みました。そしてニホンミツバチと同様に2枚の波板を使って、横方向の麻袋に雨が当たら
ないようにしました。
です。外気温が7度でし
たが、ミツバ チが出入り
していました。巣門の前
には、いくつかの死骸が
見られました。これは寒
さのせいなのでしょうか。
この状態で立春の頃まで
は手を掛けずに無事冬を
越してくれることを祈ることにします。