「人工キンリョウヘン香」の実証実験に参加してみました。人工キンリョウヘン香は、日本在
来種みつばちの会から入手しましたが、製品化したのは京都学園大学の研究グループだ
そうです。日本ミツバチが好むキンリョウヘンの花の香りを合成し、すぐに蒸発しないよう徐
放処理をしているようで、一ヶ月半程度は有効だそうです。
上の写真は、待ち箱の巣門上部に取り付けた状態です。この場所は、かなり以前豚舎とし
て使われていた場所だそうですが、昨年日本ミツバチの営巣が見つかった場所でもあり、
ミツバチが嫌う臭いは消えている場所と思われます。
人工キンリョウヘン香をセットした待ち箱から20m程度離れた同様の豚舎跡に、比較のため
に実際に花を咲かせているキンリョウヘンの鉢をセットした待ち箱を置きました。
これが、実験に用いたキンリョウヘンです。昨日から咲き始めたものです。さて、どちらの
待ち箱に日本ミツバチは入ってくれるのか楽しみです。