二ヶ月前から始まった日本ミツバチの巣箱の移動がやっと終わりました。障害物もなく、元の
巣箱の位置が見通せる直線部分は一日に50cm程度移動しても大丈夫なことが判りました
が、最後の一ヶ月は一日に10cmの移動がやっとでした。それは今まで進んできた方向を直
角に曲げて、しかもドウダンツツジの植え込みの間を通り抜けるという難しい移動だったから
です。10cm以上移動させると迷い蜂が発生しました。沢山のハチミツや花粉をやっとの思い
で持ち帰ってきたのに直ぐに巣が探せず、地面に着地してお腹をゼイゼイさせている様子は
見ていると気の毒になってきます。
手前の板はドウダンツツジを無理矢理広げているところです。ミツバチの多くは巣箱を移動
させた道筋をたどって帰ってきます。みんな同じルートで帰ってくるのを見ていると楽しくなっ
てきます。この隙間はまだ当分無理矢理開いておいた方が良さそうです。巣箱の周りは一週
間程前に発泡スチロールで保温しました。周囲の柵は我が家の小太郎(芝犬)が侵入しない
ようにするためです。この囲いにミツバチは少し戸惑っている様子ですが、いずれ慣れてくれ
ると思います。
これは引っ越しの終わった今日の巣箱の様子です。いつものように巣箱の袴枠に開けてあ
る窓からカメラを差し込み撮影しました。越冬のための貯蜜量は不明ですが、数だけは十分
にいるようです。