気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

ニホンミツバチの人工分割後初の内検

2011年06月28日 | ミツバチ

 5月24日に人工的に分割を行ったニホンミツバチの巣箱の内検を本日行いました。新女

王蜂となるはずの王台を3つ残した元の巣箱と、旧女王蜂を入れた新巣箱は人工分割後

一ヶ月も内検しませんでした。これが正しいやり方かどうかは判りませんが、新女王蜂が産

卵するまではそっとしておこうという気持ちと、新巣箱に移った旧女王蜂に刺激を与えて逃

去されることを防ぐ目的で何もしなかったという次第です。

6281_3

 これが元巣で、新女王蜂が誕生しているはずの巣箱を上から見たところです。産卵も幼

虫も確認出来ましたので、元巣は何とか新女王蜂に更新したのではないかと思います。

また、旧女王蜂のいるはずの新巣箱でも産卵が確認出来ました。但し、女王蜂の姿は見

つけることが出来ませんでした。

Dsc01587_2

それにしても内検後はこのように多くの蜂達が巣門の周囲で塊になっているのは何故で

しょうか。


スズメバチ駆除の試み

2011年06月28日 | ミツバチ

 ミツバチを飼育していると8月から初冬にかけてのスズメバチの攻撃を覚悟しなければなりま

せん。昨年は9月から西洋ミツバチを1群飼育し始めたところ、200匹弱のスズメバチを駆除す

ることになりました。今年飼育する西洋ミツバチが私の3群と地主さんの4群の合計7群と多くな

りましたので、大変な攻防戦を展開しないといけないと覚悟しています。でも、出来れば余り戦

いたくない相手でもありますので、戦いを少しでも少なくしようとスズメバチの生態を考え、早め

の駆除を試みました。

 それは、初夏から巣作りを始め、夏に大きな群れに育て上げようとしている単独行動をして

いる女王蜂を巣作りの前に駆除してしまう作戦です。5月の中旬にこれから巣作りをしようとし

ている女王蜂を罠にかけるべく写真のようなトラップを仕掛けました。

6283

これはブドウジュース、お酒、お酢、砂糖を配合した誘因剤を入れたペットボトルです。ボト

ルの肩の下辺りに入り口を設け、こちらからスズメバチを誘因します。一度ペットボトルに入

ったスズメバチは二度と外に出られず、誘因剤に溺れて死んでしまいます。

6281

 設置一ヶ月後の本日中身を確認したところ、14匹のスズメバチが捕まっていました。下の

列の左隅がオオスズメバチの女王蜂と思われます。他はキイロスズメバチやチャイロスズメ

バチのような個体も見受けられますが、種類の特定は出来ませんでした。しかし、これから

巣作りをしようとしている女王蜂をこれだけ駆除したのだから、この近所では昨年よりもスズ

メバチの出現が少なくなることを願いたいものです。