このところ暖かい日が続き、昨日は日中の気温が23度にもなりました。ハチ達は元気に飛び
回って、今でも花粉を運んでいるのが観察されます。我が家で今花を付けているツバキにもミツ
バチ達は毎日やって来ています。ツバキは花が大きくて花粉が沢山ついているので、花粉だら
けになりミツバチは花の中をうろうろしています。時々体中についた花粉を足を器用に使いな
がら、後ろ足にある花粉バスケットに花粉を収めます。この仕草もかわいらしいものです。
西洋ミツバチの巣門前の様子です。多くのハチ達が巣門を出入りし、巣の周りで記憶飛行ら
しき飛び方をしているハチ達も見受けられます。
昨日ニホンミツバチの巣の前で観察していたところ、巣箱の中からシマリング(ニホンミツバチ
が集団で一斉に羽根を振るわせ音(シャーという感じの音)を立て外敵を威嚇する行動)の音
が聞こえてきました。丁度今読んでいるミツバチの本に、湿った場所に置いていた巣箱にムカ
デが進入し、ミツバチが逃去した例があると書かれていたため、少し心配になって巣箱の中を
内検することにしました。結果は特に外敵が侵入していた形跡はなく安堵しました。私が近づ
いたために発したシマリングだったのでしょうか。いつもは聞こえないのに。巣箱を開けたつ
いでに内部の様子を撮影しました。以前にも書きましたが、新聞紙は断熱材代わりに入れて
あります。巣枠は3枚でその前後は2枚の給餌箱で挟みさらなる断熱性を高める工夫をして
います。ハチ達は相変わらず数は少ないですが、特に変わった様子もなく、多くのハチ達が
代用花粉(写真には写っていません)を食べていました。一ヶ月程前に入れた砂糖水は全て
無くなっていました。