関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

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9月大阪自助会と10月開催のお知らせ

2023年09月03日 | 大阪開催
大阪担当です。
9月2日、第214回自助会を開催しました。
今回は14名の方に集まって頂きました。
双極性障害の診断について、病気の治療法について、復職プログラムの利用などの話がありました。

生(ある)と死(ない)のはざまで苦しんでいる方たち、生き辛さに悩んでいる人たちにお伝えしたいと思います。

私たちは生(ある)という現象の中で生(ある)という現象でいたかったのに、死(ない)という現象にならざる得なかったものの上に、生(ある)という現象である奇跡(※)を生きています。

ここでもう一歩踏み込んで、死(ない)とは何かを考えてみると、死(ない)は生(ある)に対しての死(ない)です。生存、つまり生きてある状態から、生きていない状態への移行という現象です。
そして、他者の死(ない)の現象は立ち会って見たり感じたりはできますが、自分が死んだら自分はないのですから、自分の死(ない)は見ることも感じることもできません。
つまり、自分の死(ない)は現象として無いので、自分の死(ない)は無い、どうあっても自分がある以上、在るしかないということです。
自分の死(ない)はないものねだり、無いものを恐れることはできないということです。
わたしは死にませんといっているのではありません、念のため。

分かる人は言わなくても分かっていますが、分からない人は分からないと思います。
今苦しいのだから今何とかしたいと思われているとは思いますが、分からなくてもなぜ自分の生(ある)は苦しいのかを考える努力なくして、うつの克服はあり得ないと思います。

なお、答えを見つけようとすることは大事ですが、目的は答えを見つけることではありませんし、答えを見つけようと考えることが正しいとも限りません。
逆説で分かりにくいのは、私の説明が悪いからだけではなく、もとが逆説としてあるので説明も逆説になります、ご容赦ください。

以上のことが分かるかどうかの分岐点は、知っているつもりが知らなかったと分かるかどうかです。分かっていると思う人はそれ以上考えないので、決して分かることはありません。
まあ考え始めれば、そんなこと分かるはずないということも分かり始めるのですが…。

考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。

※正確には在る、存在することが奇跡だから生(ある)は奇跡だということです。(では、死(ない)は奇跡でしょうか)

次回の自助会について
開催スケジュール
日時:2023年10月7日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市北区民センター 第4会議室
最寄駅:JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。
マスク着用は任意とします。

参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
https://www.kokuchpro.com/event/osakajijokai231007/

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お手数ですが会員登録の上、ご利用をお願いします。
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