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痛風の発症に新見解 (2)

2012-06-02 05:59:07 | 生活習慣病

漢方薬 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ

お早うございます。昨日は 慢性気管支炎 もの忘れ の漢方相談が有りました。

昨日の続きです。(福島民友4月4日記事より)

痛風を発症するメカニズムとして、腸からの尿酸の排出も重要なポイントである事が判明しました。

これを研究した東京薬大や防衛医大のチームは、尿酸を排出するポンプの役割をするタンパク質である 「ABCG2」 が腎臓や小腸、大腸で働いており、高尿酸血症の患者644人の約8割で、このタンパク質をつくる遺伝子の変異により働きが低下している事を確認しました。

またマウスによる実験では、ABCG2の機能が低下すると、尿酸の腸管への排出が減る一方で別の仕組みが働き、腎臓から尿中に出る尿酸の量が増える事が判りました。

これまでは尿酸が体内で過剰に作られる事で病気になったと考えられて来ましたが、チームによるとABCG2の機能低下と、それに伴う腸での排出減少が主要な原因である可能性が高いとの事です。

チームは、「尿酸は2/3が腎臓から、1/3が腸から排出されるものと見られる」 との見解を出しており、今後の新薬開発にも役立ちそうです。

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