漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 冷え性 高血圧症 不妊症 の漢方相談が有りました。
(福島民友12月7日記事より引用) 厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によると、2011年の生鮮食品の摂取量は10年前の2001年と比較して、野菜類は-18.4%、魚介類は-24.3%、果物類は-22.0%であったのに対し、肉類は6.7%の増加という結果となりました。
また世帯収入別にこれらの摂取量を比較すると、年収600万円以上の世帯に対し、200万円未満の世帯では野菜類の摂取量が男性で少なく、果物類、肉類は男女いずれも少なくなっていました。
これらの傾向と生活習慣病等の発症率を比較したようなデータは今のところないのですが、エンゲル係数(収入の中で食費が占める割合)が高いと食のメニューの品数が少なくなる傾向がありますので偏食がちになる傾向が有る様です。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 耳鳴り 高齢者の下痢 慢性鼻炎 常習性便秘 の漢方相談が有りました。
朝日新聞記事の紹介で、魚の脂に含まれるEPAやDHAの効能を御紹介してまいりましたが、国民の魚介類の摂取量が若い世代ほど少なくなっているのは日本人の健康維持と云う点でやや懸念があります。
それは、牛や豚などの大動物は人間よりも体温が高いため、牛肉や豚肉の脂は人間が食べると体内で固まってしまうという点です。肉料理の脂が皿の上で冷えて固まるあのイメージです。
それに対して、魚は冷たい水の中に住んでいますので、魚の脂は人間が食べても体内でサラサラしています。そればかりではなく、前述したようにDHAやEPAなど、動脈硬化を予防・改善する成分を含みます。
どちらが健康に良いかは一目瞭然ですが、魚は食べ方が面倒臭いとか、最近の食生活の洋風化の傾向により消費量が減少しているのでしょうね。
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お早うございます。昨日は メニエル氏症候群 慢性腰痛 高齢者の風邪 の漢方相談が有りました。
先週の続きです。(朝日新聞9月22日記事より)
魚の脂の成分であるEPAやDHAには、高齢者の筋肉や運動能力を落とさない効果を示す研究もあります。慶應大学の高山助教授(老年内科)らは、85歳以上の高齢者約500人を対象に、魚を食べた量と身体移動能力などの関係を調査しました。
するとEPAやDHAを多く摂る習慣の男性は、歩く速さやバランスの衰えが少なかったとの事です。高山助教授は、「これらの成分の抗炎症作用が、筋肉が弱るのを防いでいる可能性が有る。...」 との事です。
厚生労働省が望ましいとするEPAやDHAの摂取量は、両方を併せて大人は1日1グラムとの事で、魚だと一皿分程度の約90グラムを食べる事が推奨されています。
しかし国民一人当たりの魚介類の摂取量は年々減少傾向にあり、2009年は74グラムで、総務省によると30代の人が買う生の魚介類の量は60歳以上の人の3分の1で、若い世代ほど少ない傾向があります。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 感染性胃腸炎の後遺症 慢性頭痛 五十肩 の漢方相談が有りました。
前回の続きです。 (朝日新聞9月22日記事より)
最近の研究では、EPAやDHAには一部のガン予防にも効果が有ることが判明して来ました。これらの脂を多く含む魚を1日70グラム食べる人は10グラム食べる人と比べて肝臓ガンになるリスクが3分の2であったと、国立ガン研究センターの研究班が今年発表しました。
同研究班の澤田研究員(予防医学) は、「不飽和脂肪酸には炎症を抑える作用が有る。肝炎の炎症を抑える事により肝臓ガンになりにくくなっているのでは?...」 と話しています。
しかし今回の研究で判明したのは、実際に魚を食べた場合の効果ですので、同成分のサプリメントの服用で同じ効果が期待出来るかは不明との事です。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 高齢者の風邪 慢性関節リウマチ 耳鳴り の漢方相談が有りました。
(朝日新聞9月22日記事より) 消費者庁はこの春、学術論文などを基にして食品の健康機能性の評価を行いました。サバやイワシなどの青魚に多く含まれているEPA (エイコサペンタエン酸) やDHA (ドコサヘキサエン酸) という脂にはいくつもの健康への効果が有ると判断しました。これはn-3系不飽和脂肪酸に分類される脂です。
EPAは1970年代後半、心臓病の予防効果が有ると海外の医学誌に紹介されました。デンマーク人と、魚を多く食べるグリーンランドのイヌイット(エスキモー)とを比較すると、心臓病による死亡率はデンマーク人が7倍高かったとの事です。
それを知った千葉県立東金病院の平井院長は80年代に勝浦市の漁村と農村で調査を行いましたが、漁村の住民は農村の3倍多く魚を食べ、血液中のEPA量も1.5倍多かったのです。
一方で農村の住民は血液が3倍固まりやすく、脳卒中のリスクも高かったとの事です。
平井氏は、「血液をサラサラにするEPAは、内臓脂肪肥満型の人の高脂血症や糖尿病の改善に役立つ。メタボ体質が増加している今、魚のEPAを摂ることは重要。...」と話しています。
次回に続きます。
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お早うございます。昨日は 常習性便秘 うつ病 の漢方相談が有りました。
緑茶の効用について御紹介してまいりましたが、抹茶の素晴らしさにも目を向けてみたいと思います。
抹茶は緑茶の葉を乾燥させて粉にしたものですので、緑茶の栄養素をそのまま摂る事が出来ます。煎茶で云えば葉っぱごと食するのと同じですので、ビタミンCやカテキン等のほか、葉緑素をふんだんに摂る事が出来るのです。
また、苦味の作用により、長時間の勉強や作業などで脳が疲労した場合にはすみやかに頭をスッキリさせるほか、飲酒の後に飲むと二日酔いの予防にもなります。
これからの季節は、バニラアイスクリームにかけたり混ぜて食べると、アイスクリームの濃厚な甘さに苦味がマッチしてとても美味です。
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お早うございます。昨日は 高齢者の風邪 小児のアトピー の漢方相談が有りました。
お茶が材料として入っている漢方薬の処方もあります。「川キュウ茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)」 という漢方薬で、主に慢性頭痛の改善に用いられ、健康保険適用にもなっている処方です。
漢方医学では、慢性頭痛の原因となる頭皮の血管拡張が、のぼせや血液の熱から起こると考えて対処します。お茶は薬味薬性では苦い味に相当し、血液の熱を冷ます働きが有りますので、この作用を応用している様です。
正確には、川キュウ茶調散という処方はお茶の他に8種類の生薬が配合されていますので、従って慢性の頭痛持ちの人がお茶だけをいくら飲んでも頭痛が良くなる訳ではありません。
漢方薬を試して見たい場合は専門家に相談しましょう。
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お早うございます。昨日は 眼の網膜静脈閉塞症 肝臓血管腫 咽喉の痛み の漢方相談が有りました。
5月23日に放映された 「NHKためしてガッテン」 では緑茶のカテキンの脂肪燃焼効果について取り上げていました。
脂肪を燃焼しやすくするという効能のトクホ(特定保健用食品)のお茶は、カテキンの含有量が多くなっており、通常のお茶に比べると約4倍の量が含まれているそうです。
高濃度のカテキンは脂肪を燃焼しやすくする効果があり、研究によるとトクホのお茶に含まれる量のカテキンを摂取すると、消費カロリーが1日に50~100kcal増加するとの事です。
ただし、この50~100kcalに相当する食べ物の量はと云うと、脂肪に換算すると約10グラム、食べ物にするとおにぎり2口分ですので、理論的にはそれ以上食べ過ぎているとダイエット効果は発現されない事になります。
トクホと云えども、短期間で目に見える効果が現れると云う訳ではなく、過度な期待は出来ない様です。
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お早うございます。昨日の続きで 「緑茶の効用」 です。
緑茶の殺菌作用には優れたものがあり、風邪やインフルエンザの予防に緑茶でうがいをすると効果的なのは良く知られているところです。
また、虫歯の原因になるミュータンス菌に対しても効果的で、食後に緑茶で口をすすぐと虫歯の予防にも役立ちます。
このほか、病原性大腸菌O-157に対する抗菌作用や口内炎に対する作用が知られており、知って置くと大変有効です。
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お早うございます。昨日は 気管支炎 風邪 の漢方相談が有りました。
20日の日曜日は、恒例の日中医薬研究会の例会で東京へ行きました。
食養研修では、緑茶の効用について勉強しました。
ちなみに紅茶やウーロン茶も元は同じ茶葉ですが、製造の段階で発酵させると紅茶になり、半発酵だとウーロン茶になります。但しこれらは熱を加えるのでビタミンCが失われます。その点緑茶は 「蒸す」 という製法ですのでビタミンCが損なわれません。
緑茶の主成分の一つにカテキンがあります。これはコレステロール値や血糖値の上昇を抑制したり、血栓の予防、殺菌作用や活性酸素の消去などいろいろな働きを持つスグレモノです。
風邪の時には水より緑茶でのうがいが効果的と云われるのはこのためです。
明日に続きます。