DVDで鑑賞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a9/f4a0600f7b4ff5d5f1c78625b32cda1f.jpg)
(あらすじ)
滅びた世界を旅する男(ウォーカー)イーライがいた。彼は、30年間もアメリカを西に歩き続けている。目的地は何処なのか、彼にもわからない。ただ、「本を西へ運べ。」という心の声に導かれるままに歩き続ける。
一方、とある本を探し続ける独裁者の男カーネギーがいた。彼は、地球が滅びたことを良いことに理想の町を作ろうと企てていた。
そして、イーライはカーネギーが仕切る町に立ち寄る。カーネギーは探していた本をイーライが持っていることに気づき奪おうと企てる。
イーライが運ぶ本の内容とは?そして、執拗なまでにその本を求めるカーネギーの目的とは…?
(以上Wikipediaより)
イーライの本、というのが原題のようですね。まあ、確かにザ・ウォーカーでも悪いタイトルではなかったと思いますが。デストピア映画としては中々面白いですよね、序盤。もろに北斗の拳な世界で孤独に旅をするイーライの運んでる本が何なのか、カーネギーの目的は、というのがこの映画の主題のようですが、案外と早い段階で本が何なのか、カーネギーの目的も明らかになるのが意外でした。更なるどんでん返しが映画の終盤では展開されるのですが、そのオチは中々に意外なものでした。まあ、だから何やねん、と言われればそれまでのオチでもあるのですが、ある程度捻りは効いているのかな、と。まあ、カーネギーの目的が陳腐過ぎるとか全部あの本が焼かれてる、とか言いたい事はいくらでもあるわけですが。
映像の質感は結構好きな部類でした。また、カーネギーを演じるゲイリー・オールドマンが結構好きなので悪玉であろうが善玉であろうがいい味を出してくれるように思います。デンゼル・ワシントンはいつも通り、って感じですかね。
デストピアモノとしてはまあ、ボチボチといった出来合いの映画でしょうかね。
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