主演:ジム・キャリー
もう彼にしか出来なかったであろう素晴らしい映画でした。「マスク」や「ブルース・オールマイティ」も魅力的でしたがこの映画のトゥルーマンは彼にしか出来ないでしょう。
衝撃的なのはそのアイデアでしょう。トゥルーマンという一人の男性を生まれた時からずっと追いつづけ、ひとつのテレビ番組として全世界に放映、知らないのは彼一人。彼の家族も妻も同僚も親友もみんな俳優という一歩間違えば暗いサスペンスにもなってしまうこの映画をジム・キャリーはとても痛快に明るく演じています。ただ、明るいのは明るいのですがどこか悲しみも見せていたりします。特に後半の展開で見せる彼の表情や演技は言葉以上に感じさせるものがあります。ラストシーンもとてもよかったです。印象に残りました。
トゥルーマンにとっての世界は番組を作るために作られた巨大なセットで、5000台ものカメラが彼の生活を寝ているときまで映しつづけます。毎日のドラマをじっと観ている人々。何億という人々が彼と共に笑い、泣く。でもそれは単なるテレビ番組でしかなくそれ以上の興味を彼ら視聴者が持つことはない。このなんともいえない物語はとても素晴らしい。強烈に現代のメディアや消費社会を風刺し、批判します。嫌味もなく。
途中で入るCMも勿論一流のブラックジョークだったのでしょう。
そしてあのラストはとても先が気になる終わり方でした。観客にゆだねよう、ということなのでしょう。ニクイ演出ですね。
あとエド・ハリスの演技もなかなか目を見張るものがあります。出番がそれほど多いわけではないのですが、とても印象に残ります。目が違いますね、いい役者さんは。
もう彼にしか出来なかったであろう素晴らしい映画でした。「マスク」や「ブルース・オールマイティ」も魅力的でしたがこの映画のトゥルーマンは彼にしか出来ないでしょう。
衝撃的なのはそのアイデアでしょう。トゥルーマンという一人の男性を生まれた時からずっと追いつづけ、ひとつのテレビ番組として全世界に放映、知らないのは彼一人。彼の家族も妻も同僚も親友もみんな俳優という一歩間違えば暗いサスペンスにもなってしまうこの映画をジム・キャリーはとても痛快に明るく演じています。ただ、明るいのは明るいのですがどこか悲しみも見せていたりします。特に後半の展開で見せる彼の表情や演技は言葉以上に感じさせるものがあります。ラストシーンもとてもよかったです。印象に残りました。
トゥルーマンにとっての世界は番組を作るために作られた巨大なセットで、5000台ものカメラが彼の生活を寝ているときまで映しつづけます。毎日のドラマをじっと観ている人々。何億という人々が彼と共に笑い、泣く。でもそれは単なるテレビ番組でしかなくそれ以上の興味を彼ら視聴者が持つことはない。このなんともいえない物語はとても素晴らしい。強烈に現代のメディアや消費社会を風刺し、批判します。嫌味もなく。
途中で入るCMも勿論一流のブラックジョークだったのでしょう。
そしてあのラストはとても先が気になる終わり方でした。観客にゆだねよう、ということなのでしょう。ニクイ演出ですね。
あとエド・ハリスの演技もなかなか目を見張るものがあります。出番がそれほど多いわけではないのですが、とても印象に残ります。目が違いますね、いい役者さんは。
で、この映画、吹き替え版が意外と素晴らしい。セリフが直に伝わる快適さとでも言うべきでしょうか。声優の芝居と元の映像の違和感がホントに少ない。字幕より感情移入しやすいシーンも。吹き替え版ってのは本来そうあるべきなのかな。そのへんどう思うよkikiさん。
この映画は勿論吹き替えで観ました。
U-1の言う通り、確かに穏やかに観れました。
まあ、最近の吹き替えに比べると職業声優が演じているので
アイドルが演じた「サンダーバード」よりは数百倍
感情移入できましたよ(笑)まあ、そんな映画と比べなくても
いい吹き替えでした。
よろしければご意見ください。
それでは、失礼します。
コメント返信遅くなってすみません、ってもう
さすがに古すぎるか・・・
映画評、とても興味深かったです。
あと、そのほかの記事も面白いものが多かったので
これからも見に行かせてもらいます★