昨日、「教育講演会」なるものがあり、
講師の方が、中教審や再生会議はもちろん、
直接、学習指導要領作成に関わってきたH教育大学のK田さんだった。
『今こそ真の「確かな学力」を』というお話。
学力・生きる力とは何ぞや・・・という主旨。
教育条件の整備や制度には、結構批判的で、うんうんと納得するが、
どうも、モーレツであり、一連の流れの中で、いろんな意見の食い違いを指摘して、
「私はこう言ってやった」などという事が、あちこちに出される。
委員の中でも納得せずにつくられたことが明確になっていく。
だんだん「生きる力」の定義になり、
終末に差し掛かった部分で、ズバッと言った。
「美術や音楽は、『我の世界』を育てるもので、社会に出るには必要が無い。『我々の世界を生きる力』が必要だ。だから、私は、美術と音楽は、選択でいいとさえ思った。結局は、必修で残す事になりましたが・・・。」
▲※□◎◆$×・・・・・・。
何なの!いったい!原因はあんたかいなwwwwwwwww!!!!!
朝、この方は、「どの色のネクタイにしようかな?」と考えなかったのか?
食事はどんな皿に乗っかっていてもお構いなしか?
過去に惨めに眺めた美しいものは無かったのか?
青い空を恋しくはならないのか?
そして、周りに存在する人のナイーブな内面を気にかけたりしないのか!?
・・・確かに、気にかけたりしないようだ。
明日を信じる子どもたちは、たぶん大人のため息が嫌い。
この時、悔しさでこみ上げてくる塊を、ため息にしないように飲み込んだ。
そして、何も言えなかった。
だって、悪意は無いんだもの。
無関心なだけ。
ナイーブじゃないだけ。
これからの課題は明確になった。
なりふり構わずに、あの手この手だ。
この方のレジュメには「2009年、1月」と書かれていた。
周りには、日常、これを良しとしない方がたくさん居た。
黙っている。じっと。
賛同できる何かを、K田さんのような立場の人が言ったなら、熱狂するんだろう。
拍手喝采。
これって、ファシズムって言う?
只中の人であることにK田さんは、気付かない。