uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

ニヒルに極めて近いこの場所

2013-09-08 22:44:28 | 日記・エッセイ・コラム
穏やかじゃない。
まったく穏やかじゃない。
支配者にまわってしまったかつての仲間。

美術教育は人間性が出やすい。 また、出なくては本物ではない。
だから、自身の感性や価値観を育てて行かなければ。
教育の現場では、言ってはいけないことが増えすぎた。
そんな中で、迎合しなければ逆風が吹いて来る。
日々が向かい風に感じるのは私だけだろうか。
考えを器用に変化させられない。

今、大きなうねりになり得る事象は、果たして安全か?
人の精神を束縛する側面が少しでも感じられるなら、美術教育の基盤としては選べない。
無い方がましだ。
己を隠すことなく、教育の看板を掲げて、派手に人々に知らしめることもできる時代が来ることを信じている。
社会を生きるのも、美術教育に関わるのも同じ自分。

パリ・コミューンは「人民の中へ」を合言葉に、 芸術家や知識人が、人間として世間に入り込んで行った。
私は人間として、私のスタイルで美術教育の必要性を発信する。
真の理解者を丁寧に増やしていく。

今夜は小さなライブに顔をだした。
しばらくぶりのアーティストは確かに前進していた。
叙情的な歌詞に精神を感じた。 あれだけ歌いきるのなら、言い切ってしまった方が潔い。
広い心の中の世界を旅できた。