uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

peace & love

2010-11-27 12:53:08 | 日記・エッセイ・コラム
peace & love
久しぶりに一匹購入。
ビーニーベイビーズコレクションに加わった。
先週の斉藤和義ライブ。
オールスタンディングは段々厳しく…リハビリして備えたものの、弟も助けてくれて。
でも整理券が50番だったので、張り切って前方3Mの場所。
丁度、将棋倒し防止柵があって、何とか大丈夫。
この日は朝鮮の爆撃があった日。
アンコールが終わって会場が明るくなりかけ、アナウンスも入って、帰途につく決心をしようとしたら、彼が再登場。
忌野清志郎の「IMAGINE」を歌って、「LOVE & PEACE!」「戦争反対!!」と叫んだ。
歌以外はローテンションだからなおのこと、
自分の「しごと」の付加価値を最大限にしているのが伝わる。
最近は、Personalityと公が一緒くたにされて、私なんかのイデオロギーは全く自由じゃない。
通報されて排除されるから、言いたいことも言えない。
だれも守ってくれないし、守りたいから言うなと。
個人の動向調査も入ってるって。
だから、その行動にすっきりした。
本当にすっきりした。
ビーニーは「Peace」Janyuary、1、2010誕生日。
タグには「HANDMADE By CHINA 」って書いてある。
以前買ったミニビーニー「Peace」は、丁度イラク戦争開戦の時。
Peace Walkのリボンとバッジをピンでつけていたのを職場のデスクひきだしに見つけた。
もうあれは過去の時代。
地味だけど、自分の心に記憶と一緒に刻もう。

*「かすみ草」のアレンジが素敵。CDにならないかな?「ジレンマ」「社会生活不適合者」「ベリーベリーストロング」が良かった。


ミダメタコト

2010-11-27 12:18:36 | 映画
ミダメタコト
睡眠障害?というくらい熟睡できない。
頭の中に常にある考え事。
ボーッとつけていた映像の記憶。
「エスター」…ホラーなのだけど、グシャッとかジャキンとか、苦手な効果音が。
スピリチュアルなものではなく…、
本当に怖いのは尋常ではない価値観の人間だ。
「ホノカアボーイ」…倍賞千恵子、岡田将生。
体調悪いのに、見ているうちに、どうしてもクッキー焼きたくなって、
オートミールとラムレーズンのクッキー焼く。
ああいう街に住みたいな。
ああいう人と出会える街に。
エンドロールで小泉今日子「虹が消えるまで」。
斉藤和義が作曲だけあって、まさにそんな感じ。いいよなあ。
「サンシャイン・クリーニング」…うまくいかない姉妹が、人生をリセットしてやり直すべく、
殺人・自殺後のルームクリーニングの仕事を始める。
格差社会で本当に大切なことを問うが、疑問が残るわ。
映画でできることって、迎合思想の定着だとすると、あまりにもミニマム。
登場人物の生き方は魅力的に描かれてはいた。
「サヨナライツカ」…辻人成原作。
人生の最期に思い出すのは、愛したことか、愛されたことか。
愛したことなのかもしれないけれど、それを言えることこそが幸せなのだと思う。
後悔したまま相手がこの世にいなくなったら、もうどうにもならないよなあ。
「わたし出すわ」…森田芳光監督、小雪・小池栄子・ピエール滝・仲村トオルなど。
この監督の独特の画面割や間合いが何ともムズムズするんだよね。
出演人が豪華。で、舞台が函館。
路面電車にぶんぶんの広告。
お金が人を変える。なかなか理想的な変化が無い中、エンディングでほっとする。
お金がすっからかんの部屋に、何気に掛けてあるワイエスの「クリスティーナの世界」が、2回焦点絞り映るけど、登場人物は気にも留めない。
あれこそ価値高いでしょ。
価値観への投資は、地道さを欠かせる。
人生に共感する力や夢って必要。


買わないことから…

2010-11-21 14:44:31 | 日記・エッセイ・コラム
買わないことから…
…とはいっても、探すことにエネルギーを使っちゃう。
自分の感覚にフィットするものを。
来年のスケジュール帳を探していたけど、
どれも同じ段階に見えてしまう。
頭の中に「こんなのがあればいいなー」などとイメージがあればあるほど、
身の回りのものを手に入れるのが難しい。
本当に難しい。
毎日使うものだから尚のこと。
事あるごとに意識して歩いていたけれど、
いつも年越しギリギリになって、
慌ててそこいらのオマケに自分でデコレーションしたりするここ数年。
革の物を使ったこともあったけど、
私は気分を一新したいからやめた。
今年は潔く真っさらなものを買ってきてペン描きした。
昔を思い出した。
リカちゃんの服も自分で作ったし、
マフラーやお弁当袋も、ペンケースに自由帳…果ては持ち運び用豆絵本。
高校になったら友だちに頼まれて、
体操着入れだとか文房具ケースだとか、いろいろ作るようになった。
大学になって、ボディコンシャスが流行し実習用のスーツが見つからず、自分で作った。
いろんなものを手づくりした。
ビジョンがあるなら、探す労力より造る労力に力を注いだ方がいい。
ただし、時間とお金があるなら。
今日テレビで言ってたけど、「ダイヤル電話」は、
かけている最中にいろいろと考える間があったって。
確実な時間を手に入れて、私たちは多くを失っているんだろうと思う。


極上のワクワク

2010-11-09 19:01:29 | 授業実践

極上のワクワク
本日は振興会。
小学校の先生が「春に咲く花」と「機関車」の実践を見せてくれた。
「春に咲く花」は紙にクレヨンと水彩で「春」をイメージして絵を描いて、
自分だけの花びらを作って咲かせていくもの。
それぞれの色、それぞれの花が何て素敵なことか。
実物の花と同等の息吹・命を感じる。
春に教室に展示したのも素敵な扱い。
極上のワクワク

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「機関車」は、動いていた時代に思いを馳せる。
北海道人のフロンティア精神も重なる。
働き者で頑張り屋の機関車は、今はゆっくり訪ねる人を見守っている。
一番最初に自分が感じた色調でさらりと塗るんだって。
大人でも難しいことを子どもがやりきる。
子どもだからできるのかも。
伸び伸びした描写。
羨ましくなる。
ああ、私も悩むことなく気持ちの動く方へ筆を走らせられたなら、どんなにか楽しいだろう。
マットな絵の具で塗り潰しちゃっても、
また形を辿っていく仕事は、倍以上のエネルギーがいたはず。
いいなあ~。いいなあ~。
これだけ描けてのけるほどの意識付けをした指導者の子どもとの距離も近いのがわかる。
寄り添うってこういうことなんだよね。


日々の素描展~ぼくらの時間~

2010-11-07 15:15:24 | アート・文化
日々の素描展~ぼくらの時間~
市内の絵画ホールで展覧会。
部活動の取り組み作品。
技術的には拙いけれど、気持ちが作品を支えている。
これって、うまくキャッチしてくれるといいな~と思って、
そばでずっとみてきた私から、
言葉を添えさせてもらった。
作者である子どもの言葉が一番だろうけど、
自分たちの素晴らしさをアピールできないことってある。
「照れ」や「謙虚さ」だったりする。
それに普段の授業では、客観的に評価しなければならない。
あやふやな部分や数値化できない部分や
精神性に良し悪しはつけられない。
だから、彼等は必ずしもずば抜けて美術に長けた評価にはならない。
彼らはそういう大人の期待に沿うようなことができない。
表現に不器用なところこそ私は愛している。
ポスターやダイレクトメールを作って開催。
たった4枚だけど、じんわり張り切る彼等は、何て素敵なんだろうと思う。
展示は今月いっぱい。