uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

空美会員展

2012-02-05 20:30:20 | アート・文化
空美会員展
深川市アートホール東洲館 
~2月15日Wed.
北海道空知管内の教職員でつくる空知美術教育研究会。
研究団体として空知教育局の表彰も受けている。
子どもに関わり、子どもとの実践を研究しながら、自分たちも「制作すること」を日常に…と努めている。
多忙化の中、衣食住するように当たり前のことにするように…生きるために制作する。
私も作品出してます。


原爆の図展

2012-02-05 19:28:53 | アート・文化
原爆の図展
深川は7日まで。
会場へ行った。
ものすごいデッサン力と構成力。
エネルギーと表現する使命感。
目を反らさずに描く夫妻の仕事。
油絵と水墨画が融合して…この仕事に出会わなければ私たちは一緒に制作することなど無かっただろうと、それを有り難がる。
絵の中の人は900名。
モデルになってくれる方々もいるけれど、実際のピカのことを考えると、まだまだ描き足りないという。
幼い子どもが父親と、そして他にも何人か来場していた。
「ねえ、怖いよ、ここ。早く帰ろうよ。」
「ねえ、どうしてみんな裸ん坊で寝ているの?目をつむってる人も居るし、白目の人もいるよ。」
「水に入っている人はお風呂に入っているの?子どもが沈んでるよ。」…。
ああ、そうだね。怖いね。
でも、実際にあったことで、これよりも地獄絵だったんだよ。
臭いも温度も、声や音も。
水に入るために裸になったのではなくて、服は5000度の熱で、皮膚ごと剥がれ落ちたんだよ。
苦しみは、今もまだ続いているんだよ。
勇気をもって子どもを連れてきたおとなに偉大な愛情を感じた。
逃げていたらいけない事実。
涙が出てきた。
お願いです。
絵の中の…関わった方々の…命の存在が殺されませんように。



『ココロのかたち展』

2012-02-05 19:02:36 | 授業実践
『ココロのかたち展』
ところ:アルテピアッツァ美唄 展示室2階
と き:2012年2月3日~13日午前
市立中学校3年生の抽象立体作品たち。
美術科授業で、今までとこれからを見つめて、作品にしました。
私はどんな人も、何かを創るということは社会や世の中やそして自分と向き合う仕事だと思っている。
作品には作者そのものの存在が投影される。
作品にふれることは魂にふれること。
どれだけ多くの作品に涙させられたことか。
子どもの多くは、まだ自分で選べない環境と己という殻の中で足掻いている。
それがどれだけ純粋で前向きなことか。
私たちおとなも見習いたい。
たぶん、遠い昔に置き去りにしたことかもしれない。