uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

コミュニケーション能力って

2010-09-18 13:18:07 | 授業実践
コミュニケーション能力って
全道造形大会で目にした「みんなで100色色相環をつくろう」。
職場の研究テーマが「コミュニケーション」なので、自分でもトライ。
美術での「表現」そのものがコミュニケーションツールなのだから、
コミュニケーションを高めると力が高まるというのは、全てには当てはまらない。
言語活動が活発になると価値観を共有することになって、
理解が広がり深まるということは、鑑賞の分野には言えるかも。
逆に、理論が先行して作品が薄まったり、
言葉も出ないほどの感動の扱いが難しくなる。
100色色相環は、個々の試行・思考の保障もするけど、
隣り合わせの価値観と理解し合わないとならないし、
目やしぐさも含めて「塩梅」をわかりあって自分のやり方を矯正しなければならない瞬間もある。
はじめは「100~!?」と驚いていた子どもたちも、
配列調整をした後、全体像を見て「うわ~!!」と声をあげた。
どちらかというと、表現することがコミュニケーション能力を高めることになったと言える。
この後、窓辺に並べた100色は、
いろいろな人を教室へ誘い込んではうっとりさせている。
それから、意図的にバラバラに置いておくと、
誰かが入ってきて色相順に並べ替えられている。
日常って、こうあってほしい。
素敵な森に足を踏み入れたとき、
音楽家は小鳥のさえずりや木々のざわめきを音楽にすればいい。
アスリートは、駆け抜けるも良し、ダンスにするも良し。
詩人や小説家は詩や文に。
そして、画家や彫刻家は自分の作品に。
それがコミュニケーションにつながる。
美術表現では、形や色などより言語が先行しないように私は配慮する。
大切なことがまた少しわかった。


いろんな計画進行中

2010-09-07 20:29:16 | アート・文化
いろんな計画進行中
景気が悪いと、一番に切り捨てられるのが美術。
広告やパッケージなどなど。
でもさ、大切にしたい価値観ってある。
それが社会を豊かにすることを、理論的にいうことは避ける。
言っちゃえば軽々しく聞こえるから。
まずは、資料集。
そして、カメラ。
その次はアウトサイダーアート展。
それからマスコミ。
世の人々は、作品を観る機会が増えた。
でも、大切なのは、
そこに、いかにハートをテンコ盛りにするか。
数値でははかれない豊かさを実感してもらわないと。
何度もリトライした懇願文書。
最初は回答に時間がかかったものの、その後の数回は即答の内容。これでもか!の駄目押しで、
また返答に時間がかかっている。
これって、脈ありか?
盛り上がるねえ~。


人と会う「突然」を楽しむ

2010-09-07 20:15:38 | 日記・エッセイ・コラム
人と会う「突然」を楽しむ
沼田の夜高あんどん祭。
突然「行くよー!」と言われて、
昼間はとあるイベントの駐車場係を務めて、
汗だくのあと、車に乗って。
駐車場も楽々で、
名物のトマトジュースで作ったレッドアイをぐびっ!

すっかり出無精になっていたのだけど、
そんなに憂鬱に思わなくてもいいんだな。
急な食事も、もともと一人でもすることだと思えば。
でもさ、言葉は選ぼうと思ってる。
先日、それで大失敗。
はやとちりした相手も、後から手紙をくれた。
たまたま気心が知れた相手だったからラッキーだっただけ。

夏にセッティングするはずだった会も、
今週に企画。
声かけて、みんなで会う。
会って元気になる結び付きが大切だと思う。