uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

北森ニシムイ

2009-03-15 20:54:59 | アート・文化

新日曜美術館。

最近観た録画映画と繋がるけど、利用されたわけではなく…、「生きる」ために必然的に、共依存。

沖縄…首里。

画家としてのアイデンティティー。

守るために、描くために。

何を描くかより、どう描くか。

描くことで何を表したいか。

うーん、調子悪し(-_-;


よみがえる記憶

2009-03-14 20:40:13 | 四方山話

よみがえる記憶

あるテレビ番組をみていて…

自分と同じくらいの大きさのお地蔵様に抱きついて、

ベロ掛けを結んでいる感覚が残っていたのだけど…。

母に「何十体ものお地蔵様に前掛けを結んだこと…私あるかな?」と聞いてみた。

「あるよ。でも3~4才の頃だよ。」

「蝶々結びしてたんだけど…」

「させてたわー」

とある街のはずれに、沼(○○湖という)があって、

そこをぐるりと囲むように45体のお地蔵様が並んでいる。

その3つ目が我が家の建立したお地蔵様で屋号がつけてあるらしいが、

後にも先にも、そんな事をしたのは、あの時だけ。

母は赤ピンクの前掛けを45枚縫ったらしい。

きっと、私も訳ありで生まれてきて大変だったし、

次に生まれた弟も心配だったし、

我が家の家系はことごとく男の子が亡くなっていたから、

親としては、先々代から建てっぱなしのそのお地蔵様に失礼のないように・・・だったのだろう。

母は生まれたばかりの弟をおぶって、上り下り・・・。

だから、私も少しでも早く手持ちが無くなるように、

落ち葉に足をとられながら、前掛けを掛けて歩いて、泣きそうだった。

紐結びも「やり直し!」と、しかられないように、

自分と等身大のお地蔵様に必死で腕を回して。

どれも、眠っているか、ニンマリ笑っているか・・・そこに腕を伸ばす。

お地蔵様のほっぺたは、ざらっとしていて、ひんやり苔の匂いがした。

今は、その街の保存会が管理しているらしい。

記憶だと、いつも霧がかかっていて、すごくすごく寂しい場所なんだけど、

行ってみてもいいかも・・・。

一人じゃ怖くって行けないな(T_T)

だって、横溝正史の世界そのものなんだよwwwwww。


忘れる前にそろそろメモしとこう

2009-03-14 19:09:25 | 映画

「THE DIVER」…これは舞台。野田秀樹、キャサリン・ハンター
能楽に源氏物語。情念と馮依。堕胎と死刑。

東洋の精神世界や文化を巧みに取り入れていた。

やはり、凄いよ野田マップ。

「レンブラントの夜警」…その時代、絵画芸術に社会的地位を盛り込もうとしたという構想。

出る釘の打たれっぷりがサディスティック。

倫理哲学の未熟さを観てとれる。利用される芸術家その1。

「エリザベス ゴールデンエイジ」…血脈と政治と宗教。

人間の精神世界のタブーってどこがライン?

女性の修飾語に金属っぽさが入ったり、潔癖さが入ると、強く激しい気性に思うけど、

先を行く人はいつも孤独で寂しいものだと思う。

「花よりもなほ」…読み書き算術できて武芸ダメの主人公に岡田准一。

継承される身分と定めとパーソナリティ。

小綺麗な時代劇じゃなく、結構な小汚さで当時の生活描写に忠実さを感じる。

「ヒトラーの贋札」…07アカデミー賞外国語映画部門ベルンハルト作戦。

利用される芸術家その2。

芸術家を職人としか見ていないナチス。

人の肌にタトゥをして財布を造らせたり、

生体実験の記録用に写実に色付きスケッチさせたりは、聞いたことあったけど。

「おくりびと」の受賞もあったから、過去にはどんな作品がノミネートされ受賞したのか興味深 く観た。

エゴの描写がリアルだった。


お天気、ポカポカ

2009-03-08 12:29:09 | 日記・エッセイ・コラム

お天気、ポカポカ
すごい暴風の週末。

土曜日は総合文化部の分散会。

部員全員が3年生で、公立高校受検が終わるタイミングで開く。

春から見るとすごく大人な人たちに。 みんなで別れを惜しむ。 イ

ベントとしては、タコ焼きパーティと、

粘土形成用に準備室にあったおやきの型でパンケーキ。

ビンゴゲームも、一般的に選ばなそうなグッズに大喜び。

3年間、制作も、作品への価値観も、人間関係のバランスも、育んだ集団。

おめでとう、惜しみない拍手を送るよ。

送迎がないと集まれない地域。

穏やかになった天気と保護者の協力に感謝です。

さあ、次、いってみよう!