uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

カラフル

2008-09-22 23:02:43 | 日記・エッセイ・コラム

カラフル

右足の親指がカラフルになった。

22日は公開授業と参観日。

ラッキーな事に3つも時間を公開した。

土曜日に職場へ行き、少しずつこんな機会にでもと思って、掲示を替えた。

夜、ソファーから立ち上がり移動しようとしたその時、

垂れたブランケットの縁が床にあって、左足は無事にその障害物を越えたのに、

右足は上がらなくって、親指にブランケットが引っかかり、すごい音がして…

次の瞬間、床に居た。

痛いのなんのって。爪の下の皮膚に亀裂も入って血がにじんで、今も止まらず。

とにかく冷やす。冷やす。日曜日も病院は休みだから、冷やす。

お風呂に入って化膿止めの薬を塗って、また冷やす。

日曜日夕方に靴を履く練習。月曜日は休めないから、歩けなくなったときの事を考えて母から登山用の杖を借りて出勤。

17時までやっている病院へ滑り込み、診察を受けたら、ヒビが入ってた。

ドクター曰く「どうやったらこんなところにヒビが入るんでしょう?」

わたし「指先が引っかかって…。すみません。気付いたら床に居たので、何が起こったかわかりません」

添え木をするわけにもいかないらしく、靴など締め付けるものなどを避けるように言われ、

大またで歩いたり、走ったりもできないとのこと。

爪ははがれて来たとしてもはがさないで、爪の下が乾燥しないように工夫してだって。

何はともあれ、指の状況がわかって安心。

でも、自分で工夫しなきゃならないらしい。難儀だ。実に難儀だ。

病院の受付に、まだ片足で立てない頃、受け持った教え子が働いていた。

変わらぬ笑顔で「どうしたんですかー?」。「相変わらず、そそっかしくってねー^^;;;」

そそっかしいのは昔からかあ。

そうだ、先月も転んだんだった。

せっかく苦労して治した私の2本の足。もう少し言うことを聞いてほしい。

前進したい時には、前に出て。能力以上だったとしても、私がイメージしている程度に動いてほしい。

そんなに欲張ったイメージはしていないんだからさ。

1・2・1・2…と意識するのに慣れて来たせいか?悔い改めて、一歩一歩に集中せねば!

でも、ヒビが入ったら、私のもともと皮下にある色が見えてきた。

カラフル。だけど同時に痛い色。


Happy Endなのかい?

2008-09-22 22:59:20 | 本と雑誌

『闇の子供たち』…梁 石日

闇の子供たち (幻冬舎文庫)

結局は、一見、良心的な人間の奥底にも巣くう感覚があるという?ってこと?

連載『めぐりくる春』を読んでいるけれど、

『血と骨』などと同様に、作者は悲しく悲惨な事象をただの不幸とは考えていない。

社会の仕組みやイデオロギーなんかも含んでとらえている。

疲れているときには、お勧めできないけど、

心が霞がかってきた時には、程よい「喝」を入れてくれた。

映画化されたんだった。


こっちが後

2008-09-22 22:58:53 | 映画

『題名のない子守唄』 …この監督の一連の作品のような後味は独特。

ウクライナの奴隷だったという女性像。

たまたま、人身売買の小説を読んでいたので、ああこれもか…と、

またへヴィな感じになってしまった。

映像はとっても美しい。画面割りもいい。

毎日の自分の視点がこれだけ明確だと、きっともっと繊細な生き方ができるだろうな。

題名のない子守唄