uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

彼独自の世界観

2009-01-15 22:26:38 | 本と雑誌

星々の悲しみ (文春文庫)

『星々の悲しみ』(宮本輝)文春文庫

装画・有元利夫

100号の油絵を盗む浪人生。

結核をわずらう青年。

動き出す理髪店の蝶の標本。

・・・

宮本輝の世界は、日常的にして奇抜。

それから、

今日、職場で『愛を読むひと』という映画の話を聞いた。

「ほらほら、タイタニックに出ていた女優さん。デカプリオとまた映画出てたよね。

でも、『愛を読むひと』って言うのにも出てて、そっちの方が見たいんだ。』って。

大まかなストーリーを聞いているうちに、

「???」「それってもしかして、『朗読者』っていう本で出ていませんか?」

それで、調べたらやっぱり、ベルンハルト・シュリンクが原作だった。

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

映画化になったなんて、ステキすぎる。

観たいな。