goo blog サービス終了のお知らせ 

ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

コーンポタージュ

2005-08-29 | 美味

この数日。急に涼しくなってきたですね。
なんだか体が冷えてきましたよ。

夏もそろそろ終わりますね。
おなか。疲れたりしてないですか。
一緒に。コーンポタージュいかがですか。


---------------
とうもろこしを茹でているときのにおいが好きです。
甘くて優しくてシアワセなにおいがします。
ジューサーにかけて、うらごしをして、とろとろになったところに塩と胡椒で味をととのえて。
あったかいままでも美味しいし、器ごと冷たくしても美味しいです。

もちろんそのまま食べるのもダイスキですよ。
でも一列ごと食べるのは私だけかなぁ。

高知の太陽の恵み「ほしぴー」

2005-08-25 | 美味
これ。何だと思いますか?

「ほしピー」なんですって。キレイな色ですね。
「土佐レッド」という赤ピーマンを細く切って干したもの。
高知の太陽の恵みです。
友人が作ったものをいただいたんですよ。
このままかじっても甘くて美味しいのです。
でもせっかくなので色々作ってみたいなぁ。というわけで。
キレイな色を生かして、お豆さんとスープにしましたよ。
見てください。ミニトマトの色が負けちゃってますよ。

とても優しいいいお出しが出ました。
干すと野菜の青臭さみたいなものが消えて甘みが凝縮するんですね。
元気になれそうですよ。
いつもありがと。南風耕作堂さん。

ブルーベリーのチーズタルトですよ

2005-08-17 | 美味
ブルーベリーのチーズタルトです。こんがり焼けました。
タルトのふちのなみなみ模様が愛らしくて嬉しくなってしまいます。

昨年の秋にはいちじくのタルトを焼いてくれた妹ちゃんが作ってくれましたよ。
実家の近くのブルーベリー畑のフレッシュなブルーベリーを使って。

チーズソースの部分もきれいな紫色に染まっていて。
焼きたても美味しいですが、一晩冷蔵庫で寝かせると、しっとりと馴染んでいて。
ブルーベリーとクリームチーズの酸味がいい感じで。
真夏でもぱくぱく食べてしまう美味しさなんですよ。


------------------
この記事は。ひとりの部屋にもどってきて。タルトをかじりながら。書いています。
実家に帰ると。愛情を感じるモノやコトがいっぱいです。
たぶんそれらは。常にそばにあると。うざったく感じたりもするようなもので。
何気ない毎日の出来事に感謝するということは。なかなか難しいことだけれど。
このシアワセな気持ちを。ありがとうの気持ちを。忘れないでいよう。って思うのです。

涼の流れを

2005-08-15 | 美味
くずきりが美味しい季節になりました。

こちらは森八のくずきり。
こんな風に。心太みたいに容器から押し出していただくんですよ。

たっぷりの黒蜜をからめていただきます。
ほんとは氷水の中にくずきりを泳がせて。
別の器に入れた黒蜜をつけながらいただくと、より涼しいみたいです。

ふぅ。涼しいです。

豊かな恵みの意味するところ

2005-08-15 | 美味
これ、なんだかご存知ですか?
エビみたいに丸まっていて、シャコみたいな手もついています。

有明海で「マジャク」と呼ばれている珍味。
ヤドカリのお仲間で、学名は「アナジャコ」といいます。
形はシャコと少し似ているんですけれどもシャコとは別種。
大きさは体調10cm程度で殻も柔らかいえ、茹でたりから揚げにしたりして、頭から丸ごと食べます。
実はこれは父の日にうおたけの通販を利用して父の日に贈ったもの。
有明海沿岸で育った父にはきっと喜んでもらえると踏んでいたんですよ。
でも…。微妙な反応だったらしいんですよ。原因はなんでしょうかね?

やっぱりこのお顔ですかね。コワイですか。目が退化しちゃってますね。
ずっと干潟の中で生活しているから必要ないんですね。きっと。

私が実家に帰るまで冷凍庫でやつらは眠っていたんですよ。
でも解凍したのと揚げなおしたのと、食べてみたんですけれど…。
美味しいじゃん!!!
高知で食べたときのエガ二の内子みたいな、あるいは子持ちシャコの子の部分みたいな美味しさもあるですよ。
茹でたてだったらもっともっと美味しいはず。ざんねん。
やっぱりできればその地で食べてみたい!!

「まじゃく」は、筆を使った伝統的な捕り方があるのだそうです。
マジャクの棲家らしき穴を見つけたら、筆を入れます。そうすると、マジャクが穴から異物を出そうと筆を掴みつつ押しあげるので、そのまま引っ張りあげて穴から取り出すのです。
父が、話してくれました。
有明海がもたらしてくれていた恵みのこと。
マジャクのほかにも、シャコやトビハゼやムツゴロウを捕ったこと(でもカンタンにたくさん釣れるわけではないこと)。
でも干潟の浅瀬では、子供でも、アサリや赤貝なら、どれだけでも、今では考えられないほどの量が捕れたこと。

日本の干潟は激減していて、係争中の諫早干潟(a)なども含めると戦前の約半分くらいに減っている(b)のだけれども、現在残されている干潟のうち、その40%は有明海に残されている(c)と云われています。
こんなに美味しいモノがあって、そしてその地域でなくては捕れないモノがある。私にはそれこそが基準です。「生きていくこと」や「生かされていること」の大切さは、「食べること」の中にこそ隠れているって思うのです。

【参考】
a.ISAHAYA HIGATA NET
b.NACS-J ~藤前干潟の保全に関する要望書・資料
c.WWFジャパン ~WWF有明海プロジェクト

涙色だけど甘いの

2005-08-12 | 美味
あまいあまいお菓子と、あったかいお茶がある。
そういう日には、なんだか心の中があったかいです。

泣きたくなるときに、甘いものを食べたくなる傾向があります。
食べるのがもったいないくらいにキレイな。宝石のカケラみたいな。
あまくてきれいなおかし。

ステキなものが体の中に入ってくると。
体の中で、いやだいやだって云っていることが、お砂糖の結晶になって、そうして最後には心の中の涙に溶けていって。
涙ごと何処かへ行ってしまうような、そんな気がするのです。

和菓子の「からすみ」

2005-07-30 | 美味
先日、出張へ行った時に「からすみ」を買いました。
ご存知ですか?お菓子の「からすみ」。

あの、珍味のカラスミとは違いますよ。
あれはボラの卵巣ですからね。

お菓子の「からすみ」の原料はお米。
米粉に砂糖などを混ぜて蒸し揚げた御菓子。
いろんな味のものがあります。こんな棒状の形をしています。

左側はお豆、クコの実、ひまわりの種などのつぶつぶが入っているもの。
右側のは緑茶、黒砂糖をつかったもの。

好きな大きさに切っていただきます。元は雛菓子だったのですって。
云われてみると切り口がお雛様みたいですね。

もっちりとしていて、ほんのり甘い。
お茶をずずりと飲みながら縁側でいただきたいような。
ついゆっくりと時間を過ごしたくなるような。
そういう素朴なお菓子なんですよ。