Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

学校選び

2008-10-13 01:14:51 | お仕事・勉強など
今日はいつもとは書く内容をがらりと変えて、学校選びについて。しかもいつもにも増して独断と偏見で。

そろそろ受験勉強が本格化する時期だと思うのですが、小学生が中学受験する意味っていうのが、昔からよく分からないんです、ぼくは。もちろん、小学校でいじめられていたから、同級生が行かない学校を受験したい、というようなケースは例外ですが、そうではないごく普通の小学生が何のためにわざわざ苦しい勉強をして中学受験しなくてはならないのか。

中高一貫の中学を受ける場合

公立は授業内容が悪い、私立の方が丁寧だ、という意見がありますが、公立だってそれなりにやってくれるし、どうせ多くの人は塾に行きますしね。私立っていうのは、同じくらいの学力の人が集まって、先生もそういう学力の生徒を相手に授業するわけだから、中途半端な学校に入ってしまったら、上を目指せなくなってしまうと思うのです。開成なら別だけど。中高一貫だったらせいぜい早稲田か慶應で、大学に入るに当たり、東大は難しくなってしまいます。ぼくの高校受験のとき、早大学院に行った友達がいたけど、彼はものすごく勉強ができて、進学校に進んでいたら、たぶん東大にも入れたと思う。とてももったいない。まあ、偏差値が全てではないけど。

ただぼくの言いたいのは、中途半端なところに入学したら、いい大学に入ることは難しくなるのではないか、ということです。こんなことを書くのは、小学生で勉強があまりできなくても、中学、高校と上がるにしたがって、どんどん勉強ができるようになる人がいるからです。すごい勉強ができるようになる素質があるのに、あるレベルの学校に拘束されているのは、可哀想だ。

大学受験でいいところに入るのは難しいから、中学生、高校生の内にその付属校に入れてしまった方が楽、という考え方が受験界にはありますが、そんなことない、と思っています。高校受験までは、文系科目が得意な人でも数学をやらないといけなくて、でも大学受験だったら、そんなことはないからです(私立の話)。

しかも男子校の場合

しかも男子校を受けるのは、最悪の選択だ、と個人的には思っています。小学生っていうのはまだ本当に子どもだから、恋だの愛だのっていう感情は、人によったら経験してないってこともありうるわけです。まあ多くの人は経験しているとは思いますが。しかも、恋っていうのはひやかしの対象だと思われていたりするわけです。でも、中学は違う。恋というのがどういう感情かっていうことを、初めて知ることができる可能性のある時代なのです。中学、高校時代というのは、まっすぐに人を好きになれる時代です。好きな人を中心に世界が回る時代です。そういう経験っていうのは、やっぱり必要だと思うのです。大学に入ってからでは、遅い。で、そういう経験というのは、勉強なんかよりも1000倍大切で、まさに何物にもかえがたい。ぜひ共学に行ってほしいですね。

電車で通う場合

せめて中学までは歩いて通えるところがいいですよ。学校の近所に住む友達の家に行って、別に意味もなくだべったりできるから。家が遠いと、遅くまでおじゃまできませんからね、中学生だったら。

地元の公立でいいじゃん、って思うのです。自分は剣道をやっていて、その学校は剣道がすごく盛んだから、その学校に行きたい、というような人は、じっくり考えてみたほうがいいと思いますね。何より剣道が大事だ、という答えが出れば、その学校を受験すればいい。そういうことです。

ぐだぐだと書いてきましたが(いつも文章が長くなってしまう…反省)、これは極私的な考えですので、さらーって読み流してもらえればけっこうです。中学から私立の男子校に通って、すごく楽しくて、今は東大生!って人もいるだろうとは思うのですが、そういう方は、こういう考えもあるんだなあ、と理解してくだされば…


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