Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

魔神城のねむり姫

2012-12-04 04:24:12 | アニメーション
もう長いこと毎日欠かさずamazarashiのHPはチェックしているんだけど、今日のニュースには少し驚いた。秋田さんってゲーム好きだったのか・・・!

さて。『ドラゴンボールZ 神と神』が来年公開されるようですが、劇場アニメとしては15年ぶりくらいですよね。そこで今日はドラゴンボールの話。

ぼくはドラゴンボールの劇場版は基本的に全部見ていると思うのですが(GT編は見てない)、中でも好きなのが、劇場版第二作『ドラゴンボール 魔神城のねむり姫』です。まだ「Z」になる前、つまり子供時代の悟空が主人公の物語です。何がいいかというと、いくつか要素はあるのですが、しかし何と言ってもラスボスが強いってことです。と書くと、いやいやドラゴンボールは敵みんな強いだろ、いや強すぎるくらいだろって言われそうですが、そういうレベルじゃないのです。だって、この『魔神城のねむり姫』では、悟空はついにその手でラスボスを倒すことができなかったのですからね。

ラスボスであるルシフェルは、その戦闘力で悟空を圧倒しています。結局彼は、自らの造り出した太陽破壊光線を浴びて消滅してしまうのですが、でも悟空よりも強いのです。このことが、幼い時分のぼくの心に強烈に印象付けられていて、今でもこの作品はちょっと特別です。主人公よりも強い敵。ついに自分の手で倒すことができなかった敵。

・・・実はそういう例は他にもあります。それがガーリックJr。彼は、ドラゴンボールの願いで不死身になったため、倒すことができないのです。「俺は死なんと言ったはずだ!」と甦るわけですね。もっとも、彼の場合は不死身だから倒せないのであって、戦闘力は悟空に劣るはずです。そういう意味で、やはり『魔神城のねむり姫』は特殊な作品ですね(ちなみに両作品とも監督は同じ)。

最後に、悟空の名台詞で締めくくり。
「やらなきゃなんねえし、やってみてえしよ!」(天界で修業するときの台詞)