黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

熱中症寸前の富士登山

2014-07-27 06:34:00 | 登山・ハイキング
待ちに待った休日となった昨日でありますが・・・2週間ぶりで富士山に登って来ました。

前日、いや当日の朝まで目的地が決まっておらず・・・とりあえずは東に向かって家を出ます。

前回の時も食べたこんなお店で「盛りうどん(並)」をいただく。


賢パパ的には「盛り」よりも「かけ」の方を食べたかったのですが売り切れとあっては仕方がありませんな。

食事の後は1時間も走ればもうこんな所に着きますよ。


ここに車を停めて宝永山辺りまで行くことも案としては持っていたのですが・・・やはりここまで来てしまうと頂上を踏みたいと思うのが人情というもの。

ここからだと山頂を目指すのはかなり厳しいので御殿場口の駐車場に移動しまして・・・第三駐車場に車を停めて富士登山のスタートであります。

歩き始めて3分ほどでタイミング良く日の出の時間。


朝日を浴びて赤く染まる日本一はいわゆる「モルゲンロート」と言うやつですな。


ガスに包まれてのスタートとなった前回とは違い好天の中を気持ち良く歩くことが出来まして・・・歩きのペースも前回よりは幾分速い。

スタートしてから2時間後に「呑んだくれ登山隊」の隊長発見。


一緒に歩いているのは前回もお会いした超健脚のkenさんでした~。

新六合目でkenさんはこれまた超の付く「むらちゃん」と二人で先に行きまして


賢パパも隊長と別れて先を急ぐ。

ここまでは調子の良かった賢パパですが・・・歩き始めて約3時間後、海抜3000mの標識を過ぎたあたりから異常が発生。

上り坂を歩きますから腿を上に引き上げるようにして前に進んで行きますが・・・時々右の腿に軽い痙攣が起きます。

これは紛れもない熱中症の初期症状ですな。

2週間前に同じルートを登ったこの時は全然そんな気配もありませんでしたが・・・前回との違いはと言えば毎日遊んでいたころと仕事で汗をかくことの多い今回が一番大きな相違点。

毎日大汗をかいているのに塩分補給に気を遣わなかった「つけ」がこんな所に回って来たのでありましょうかねぇ。

理由を考えるよりもまずは対策と言うことでザックから取り出したこんなアイテム。


更にこの先にある山小屋ではこんなドリンクを購入しての一気飲み。


それでも目に見えるほどの効果は現れず・・・賢パパの脳裏には「敗退」の二文字が浮かぶ。

途中からがくんとペースが落ちていることだし・・・こうなったらもう5時間切りなんて言ってはおれませんからとにかく何とか頂上までたどり着くことを目標に歩き続ける。

やっとのことで頂上まで残り30分ぐらいになったところで下の方から賢パパを呼ぶ声が聞こえる。

何と下で別れた隊長に追い付かれてしまった・・・ぢゃまいか。


隊長はそのままのペースで頂上を目指して行きますが・・・情けないかな賢パパは着いて行くことが出来ません。


それでも前半の貯金がものを言って・・・何とか5時間半切りで無事登頂~。

待っていてくれた隊長の山頂ポーズ。


その後二人で富士宮口の頂上に移動。

激混みの山頂にはイベント開催のために登って来ていたお茶娘御一行様が。


後は再び御殿場口に戻ってひたすら下って行くだけですが・・・常連さんのもんちゃん御一行様に遭遇したり


キングオブフジヤマさんが登場


と、思ったらキングの前に山友さんがいて先導されていたのでした。


いつもなら大砂走りコースを下りますが・・・なぜだかこの日は登山ルートを折り返しで下る。

その理由がこの人でした。


何と一度頂上まで登った後で登山口まで下り・・・もう一回登って来ました~!

kenさんの二登目を見届けることが出来たので後は一目散に下山して・・・3時前には自宅に帰って一人打ち上げ。

熱中症対策を考えないと・・・次の登山は厳しいかなぁを実感した今回の富士登山でありました。