黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

山開きの日の富士登山

2014-07-02 03:02:51 | 登山・ハイキング
昨日のブログにも書きましたが今年の富士山の山開きは山梨県側と静岡県側が別々の日となってしまいました。

だから・・・今日のタイトルの「山開きの日」と言いましても山梨県限定のことでありまして、賢パパが登った静岡県側のルートはもう少し先の7月10日の山開きとなりますよ。

賢パパ、富士登山をやるようになってからもう十年以上が経っていますが「山開き」の日に登ったことは一度もありません。

えぇ、去年までは真面目なサラリーマン(?)をやっておりましたから・・・有休をもらって行くのも気が引けたし何よりも混んでいる所が嫌いですからねぇ。

なので、去年までは山開きとは無縁でしたが・・・今年は毎日が日曜日。

それに、山梨と静岡の時間差もあります。

ならば、今年は登ってみようと・・・密かに思っておりまして早々と準備を済ませていました。


前日にこんな方の来訪があったので・・・キャンセルもやむなしかとあきらめかけたら

喫茶店のマスターは仕事が休みじゃないので早朝のご帰宅となりまして・・・見送った後で朝飯を食べてから登山口のある駐車場に向かいました。

登る前はこんなにきれいに見えていた「日本一」でしたが


6時半前のスタートから刻一刻と状況の変化がありまして・・・7時40分の元七からはこんなにきれいに見えていたのに


8時過ぎの八合目からはこの有様で


更にその40分後の九合半からがこんな感じ


ここから頂上のすぐ下までは雪の上を歩いて行きますが・・・10日の山開きまでには融けないでしょうねぇ。

五合目の登山口をスタートしてから2時間と40分余りで富士宮口の頂上に到着しますが


何と今年の一回目に比べると2時間ほどの時間短縮。

気を良くしての記念の一枚。


剣ヶ峰はこの時はこんなにきれいに見えていましたが


遅くなると崩れると言う予報を信じて速攻下ることにいたしましたよ。

ただ、御殿場口の様子を見ておきたかったので・・・下りはここからのルートを歩いて行きます。


頂上のすぐ下から夏道が出ていましたがしばらく下るとこんな雪渓。


雪は気温が高いので緩んでおりますから・・・万一滑ってもすぐに止まる。

ただ、慣れていないと恐怖感が先に立って・・・どうしても自分の足よりも先にストックを突きたくなります。

そうするともうへっぴり腰になってしまい・・・不安定な歩きとなります。

賢パパはそうならないように注意深く下って行くと・・・何と下から登って来る人が。

話を伺ってみると4時半に登山口をスタートして5時間かかってここまで登って来たそうです。

別れ際に一枚撮らせていただきましたが・・・この日御殿場口から頂上を目指したのはこの方ただ一人。

なかなかの猛者でありますな。

このまま宝永山の方向に下ろうかと思っていたのですが・・・ご覧の通り宝永山はガスの中で方向感覚を失いやすい。


なので、ここから再び富士宮口に戻ります。


ブルが除雪した雪の壁がこんなに高くて

驚きながら歩いているとポツポツと降り出しまして・・・やはりすぐに下ったのが正解のようです。

新七合目まで下って宝永山の方向に目を向けると

やっぱりあっちには行かなくて良かった。

下って来ても一面のガスで・・・六合目だってこの通り。


良いタイミングで帰って来ることが出来ましたよ。

後はさっさと帰宅して・・・いつものように洗濯機を回しながらの「一人打ち上げ」


初体験となる「山開きの日の富士登山」でしたが・・・今回も大満足の富士山でありました。