黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

だんだん思い出して来たぞ

2014-07-15 04:45:00 | 日常の事
昨日から約半年ぶりで働きに出ている賢パパですが・・・新しい仕事と言えば今まで43年間お世話になった会社での仕事とは全くと言って良いほど内容の異なる仕事なのでありますよ。

えぇ、今までの仕事が化粧品関係でありまして・・・新しい仕事はバラの生産に関わるあれこれ。

ただですよ、賢パパは化粧品の会社に在籍している時にたったの1年かそこいらの短い期間ではありますが・・・バラの生産の研究をしたことがあるんです。

先日の面接の時に雇用主さんとお会いしたのがバラを栽培している温室の中でしたから使用している設備やら装置やらを見せていただきながら・・・昔のことを思い出して話をさせていただきました。

そうしたら雇用主さんが「では、やってみますか?」と言うことで採用が決まり・・・「来週からでも来てほしい」とのご要望にお応えさせていただきまして・・・昨日からの出勤と相成った次第でございますよ。

で、昨日は7時前には温室に赴き・・・既に作業を開始していた雇用主さんに教わりながらの「花切り」作業。(これはイメージ画像で実際に働かせていただいている温室ではありません。)


この「花切り」と言う作業は文字通りバラの花を切るのですが・・・やたらに切れば良いと言うわけではありませんで・・・市場に出荷するのに適した状態の花だけを選んで切ります。

今、思い出しましたがこれを「切り前」と呼んでいましたねぇ。

同じ種類のバラならば全部同じ「切り前」で切ればそれでOKなんですが・・・種類によって切ってからも開花がどんどん進んで行くものとそうでないものがありますので・・・種類によって「切り前」が異なる。

このバラ園で栽培されているバラの種類が全部で七種。

これらの「切り前」が微妙に異なっておりまして・・・賢パパの判断で切ったものが正しい「切り前」になっているのかどうなのか?

今日温室に行って咲きすぎている花があったら・・・正しい「切り前」を過ぎていたと言うことになるんですよねぇ。

これら7種を順次切って行きますが、このバラ園で管理しているバラの温室は300坪のものが三棟あってその合計が900坪。

三棟が同じ敷地にあるわけではありませんで少しずつ離れた所にあるため移動にはマイカーを使用します。

こうして色々と教えていただきながら約3時間半ほどでこの日の花切りが終了しました。

作業をしながら雇用主さんと色々な話をして行くうちに聞き覚えのある名前が次から次へと出て参ります。

20年前にバラ栽培の研究をしていた時にお世話になった某国立大学のO先生に農業試験所のMさん、花市場の社長をされていたSさんにバラを担当していたAさん等々。

これで一気に20年前までタイムスリップの賢パパでありまして・・・昔勉強していたことを思い出した。

バラの病気のことについても思い出した。

これが最も一般的な病気の「うどんこ病」で


こちらが「べと病」にやられた葉っぱですな。


花の病気は「ぼと病」でありまして


雇用主さんに「この3つしか知りません」と正直に申しますと・・・「その3つしかないんだよ」と言われました。

後は害虫やらネズミやら・・・色々とあるようでありますが・・・一日も早く仕事に慣れて戦力になれるように頑張ります。

覚悟して行った温室の暑さも・・・昨日は雨が降ったりしたせいもあってか・・・予想していたよりはきつくなかった。

むしろ帰宅した後の自宅の方が暑いぐらいで後でニュースで知りましたが静岡の最高気温は33度ぐらいまで上がったようです。

そのせいで西日の差しこむ玄関にいるこいつがいかにも暑そうにしているので廊下に避難させてやって


氷で腹を冷やしてあげる。


それよりも良いものを見つけたので使ってみます。


暑くて散歩に出ることも出来ないままに・・・日が陰るのを待っての散歩は6時半を過ぎた頃と相成りました。

そうそう、今日は7月の15日ですよねぇ。

昨日が誕生日だった娘とは一日の違いで今日はこいつの12歳の誕生日なんです。

いずれ別れの日は来るのでしょうが・・・いつまでも元気で長生きしてほしいものです。

今日もこれから朝の散歩に行って来て・・・朝食を済ませた後は仕事に行きます。

まだたったの一日しか経験してはおりませんが・・・長続きさせるつもりで頑張りま~す!