稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

2004-10-27 長堀の埋め立て

2004年10月27日 | 旅行や街角メモリー
昔の話と言っても私が幼稚園の頃の話だから40数年前の話でしかない。当時夕方6時にもなればほとんどの店は閉まっていて勤め帰りの客を待つ輪タク(自転車で引っ張る人力車)が心斎橋筋に集まっていたものだ。夕食前に2階の窓から務めを終えて帰っていく人々を眺めていた記憶がある。輪タクのことをはっきり憶えているのは店の前が丁度輪タクの乗り場になっていたせいだ。乗り場と言っても暗黙の了解というたぐいだろうが。長堀の北は夜も8時を過ぎると本当に静かな街で人通りも少なかった記憶がある。ちょうどその頃長堀が埋められている最中で夜も工事が続けられていた。工事現場の喧騒の向こうはネオンがまたたき人通りも多かった。長堀を越えたそごう、大丸のある街は大人の街で、子供心に別世界だったことを思い出す。
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