稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館小野派一刀流定例稽古(2019年3月9日)

2019年03月10日 | 剣道・剣術
17時から小野派一刀流(長正館)の稽古。
場所は大阪市東住吉区中野中学校格技場。

前半のみ出席の予定だったが理事不在となるため段取りをつけて最後までいた。
と言いながら、右手の痛みのため稽古にはほとんど参加していない。

本日より参加の初心者は剣道三段なので一通り所作を教え、
一つ勝の仕方のみ教えて回り稽古に参加させた。
回り稽古の中で指導する。最初に比べ、最後は見違えるほど良くなった。

一刀流で構えや立ち振る舞いなど覚えると剣道も格段に良くなるものだ。
剣道経験者に一刀流を勧めるのにもわけがある。

4月21日の石清水八幡宮での演武者を決める。
今年は3組6名で参加予定である。
5月は京都大会での京都武徳殿、6月は伊勢神宮と演武が続く。








【感想・反省点】

8日に事務所近くの整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらった。
「折れてはいません」
「衝撃を受けた骨に特有の小さな空洞がありますねえ」
「内出血もしていたみたいですねえ」
「安静にしておくしか無いでしょう」
「2週間後に痛みが治まらなかったら注射も考えましょう」

安静は無理である。箸も満足に握れないのに稽古してしまうほどだ。
立場的にも稽古を休むような気にもならない。
誤魔化しながら治療をするしか無い。



20年近く前にも同じ所(右手の親指)で痛みが慢性化したことがあった。
相手の鍔と自分の右親指が真正面からぶつかる怪我である。

構えと手の内を訂正してからは痛むこともほとんど無く安心し切っていた。
思い起こせば「茶巾しぼり」を意識していた頃はこの怪我が多発していた。
いまは、いわゆる「茶巾しぼり」はしない。人にも勧めない。
「茶巾しぼり」の定義が間違っているからでもある。
私も間違った「茶巾しぼり」を教わったし、そのまま間違えて使っていた。
今は茶巾(ちゃきん)という言葉さえ知らない人もいる。
間違えて「雑巾しぼり」や「手拭いしぼり」と言う人もたまにいる。

本当の「茶巾しぼり」を知らないのに教えるから、
「茶巾しぼり」=「雑巾しぼり」になってしまうのである。
言葉の怖さである。

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昔作った手作りの防具を道具箱から探し出してきた。
薄い鉄板を切り抜いてガスコンロで炙って叩いて成形したものである。





これをテープで止めて使うのだが、甲手の内側が傷んでしまうのが難点である。
新しく、成形プラスチックで作ってみようかと思案中である。
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