稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

小野派一刀流の稽古(長正館、2019年2月16日)

2019年02月17日 | 剣道・剣術
17時から小野派一刀流(長正館)の稽古。
場所は大阪市東住吉区中野中学校格技場。

久々に後半の打方を務める。
間合いが近いと言われるが、届かぬ間合いで稽古していても意味は無い。
ベテランには真剣に懸からせてもらう。










【感想・反省点】

久々の後半の仕方の稽古である。
槍もやっている新陰流のY根氏の打方の気迫が半端無い。
「陰の払い」でY根氏が袈裟を切って来るのを陰に外す場面で、
袈裟の太刀筋が少し下過ぎるので、注意しようと動きが一瞬鈍った左拳に木刀が当たった。
ヒビがはいったのか腫れあがってきた。幸い折れてはいない。

木刀の打撲はけっこう痛みが大きく長引くものである。
気のはいった者と稽古する場合は一瞬の間違いで怪我が生じる。
先週も(私が帰ったあと)ベテランの打方が頭を打たれてタンコブを作ったとか。

形稽古と言っても命を賭けた侍の剣の修行である。
怪我が怖くて恐る恐る稽古をするとこれまた身につかない。
といって怪我をすると場合によっては半年も稽古が出来なくなる。

この加減が難しいが、相手のレベルや体調、精神的なものも含めて、
総合的に判断して最高の稽古をして欲しいものである。
踊りのような形稽古は真っ平ごめんである。
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