稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

トイレの換気扇スイッチの交換

2018年12月04日 | つれづれ
新築してから結構年月の経った家の2階のトイレの換気扇が
ずっと回りっぱなしになっているのに気づいたのは10月のことである。

夜明け前にトイレに行ったら換気扇が回っている。
「あれ、誰か入ってたのかな?」と思ったのが2日続けてあって、
調べてみるとスイッチが固くて、故障だ、これは修理しなくちゃと思った。

思ったが、2度寝したら、すっかり忘れていたのと、
思い出しても面倒だったので、結局一ヶ月以上もほったらかし。
2階のトイレを使うたびに「ああ修理しなくちゃ」と毎回反省していた。

そんなこんなでやっとホームセンターに行ってスイッチを買ってきた。
ナショナルのWN5276。税別で2180円。実はこれ、ネットで買ったほうが安い。
買ったあとから気付いたので仕方が無い。

資格こそ特に無いが小さい頃から電気工作などは得意で何でも修理する。
(ちなみに大学は電気工学科だったが大学での学門など実務では何の役にも立たない)

まずは1階の配電盤で2階のトイレの回路を切り、
2階のトイレスイッチのカバーを開けて、金具ごと引っ張り出し、
ラジオペンチを使って、古いスイッチを金具から外し、
マイナスドライバーを端の窪みの白い部分にグッと差し入れてスイッチから配線を外し、
新しいスイッチに配線を差し入れる。

あとは元に戻すだけという簡単な作業である。

家内は故障に気付いていたが「何か変だな」と思う程度。
息子たちはまったく気付いていなかった。
あいつらはまるで注意力が足りない。
私はA型、他はO型だから仕方が無いのかも。

古いスイッチを外してから、その仕組みが気になった。
3分間で切れる仕組みはどうなっているのだろう?

小さい頃から機械の仕組みが気になって仕方が無い。
子供の時に、買ってもらったばかりのオモチャを分解してよく親に叱られた。
仕組みがわかれば元に戻せば良いのだが、幼稚園や小学校低学年では元に戻せない。
「誠は何でもすぐに壊しよる」とは良く言われていた。
こうなると新しいオモチャはまず買ってもらえない。
買ってもらえないので工夫が増えた。修理や改造、工作も得意となった。
これは余談。

分解してわかったが、案外原始的で機械式のゼンマイタイマーだった。
スイッチを押すと接点が繋がり、時間が経つと接点が離れる仕組み。
スイッチが軽いので、もしかしたら電子タイマーなのかも?と思っていたのだ。
これで納得。納得しても自己満足だけで何も得ることは無いのだが・・・


(2階のトイレの壁スイッチ、上が照明用、下が換気扇用)


(カバーを外して金具ごと引き出す)


(新しいスイッチ WN5276、何となく頼もしい!)


(ラジオペンチで金具からスイッチを外す、白く見えてる部分を強く押すと線が外れる)


(スイッチを交換し、金具にかしめて元に戻す)


(外した古いスイッチ)


(分解してみる、けっこう細かいホコリが溜まっているものだ)


(小さな機械式ゼンマイが入っていた)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ミユキ)
2019-03-21 10:18:34
ご自分で直してしまうなんて素晴らしいですね!
いいなぁ〜

我が家のスイッチは、換気扇作動中に点くべき赤いランプが点かなくなっており、作動終了後は緑のランプが点いている状態です。
換気扇は動いているから、電気屋さんを呼ぶかどうか考え中です。
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Unknown (粕井誠)
2019-03-21 13:05:51
慣れれば簡単なんですけどねえ。
ブレーカーを落とせば感電の心配もありませんし。

赤ランプが切れただけならそのままでも良いじゃないですか?
他の用事が出来たら合わせて電気屋さんに頼みましょう。
返信する

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