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稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 宝剣会(2020年10月24日夜)

2020年10月26日 | 剣道・剣術
生駒市武道館。
本日の出席者、七段3名、五段2名。石丸師範はお休み。
気温は低いと思ったが汗が出て息苦しい。汗だく。

ストレッチ、準備運動のあと素振り。
礼をして切り返し、基本稽古、あとは地稽古一回り、最後に打ち込み。
終礼のあと時間をかけて剣道形稽古。



H田七段。
打ったり打たれたりのあと一本勝負としたが、これがお互いに決まらず長丁場に。
けっきょく、最初に礼をしてから15分近くの稽古になった。もうフラフラ。
お互いに手の内がわかっているので、疑心暗鬼というか、捨て切れず、当っても不十分なのである。
お互いに「あー、惜しいなあ」というのが何回もあったが終わらない。
最後はフラフラになったところを、足捌きによるフェイント
(小手を打つモーションから小手を打たない「小手面」のような技)で打たれた。
流れから言えば不十分な軽い打ちだが終りにした。もう限界。

何回か相面で、H田七段の面のほうが速いが、こちらの面が当たる場面があった。
なぜなんだろう?と動画を確認すると、こちらの面が僅かに遅く、結果として摺り上げ面になっている。
もちろんH田七段の竹刀越しの面になり、強度が不十分で1本にはならない。
しかし、この面は研究の余地あり。



O畑五段。
初太刀は相面となる。当たるが、このようにお互いが斜めになるのは何とかならないものだろうか。
相手が横から打ってくるのを裏から打てば打てるのだが、何だかズルをしているようで後味が悪い。
表から真っすぐ打って相面で打ち勝つ方法は無いものだろうか。

木曜会で習った、擦り当て面と、返して裏から面は上手く遣えた。



N村五段。
最後の一本は面が決まるが、やはり斜め打ちになっている。



A山七段。
出来るだけ「正面突破」を試みる。これは小手面の小手を打つところ。



終了後に剣道形の稽古。
最近は指導の意味もあり、七段同士では無く、七段-五段の組み合わせで稽古をしている。
姿勢、所作、理合すべてに指導の場がある。自分の勉強にもなる。


【感想・反省点】

勝負を意識するとどうしても姿勢が崩れる。
打ちも不十分で打ち切ることが少なくなる。
打つべき機会では無いのに打とうとして崩れる場合もある。
勝負を捨てて打ち切る稽古を続けていけたら良いのだが・・・
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月24日午前)

2020年10月25日 | 剣道・剣術
生駒市武道館にて。
9時過ぎから始まっているが私は9時半頃から参加。
いつもどおり仕事を片付けてから駆け付けた。

きょうは先週と違い私を入れて7人。他、足を痛めたH名四段は見学。
基本打ちの中途から参加し、2分間の回り稽古を一巡し、いったん休憩。
後半は、申し合わせの稽古のあと、時間まで地稽古。


(2分間の回り稽古)



A藤七段に面を放つ。

最近、ようやく「面が打てない病」から脱しつつある。
ちょっと遠いかな?と思う間合いから打ち込めるようになった。
まだ、防がれたり返されたりすることばかりだが気にしないようにしている。

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ヤァ~と言いながら打ち間に入って技を出す五段に対し、
それは「今から技出しますよ~」と言いながら入っていくに等しいですよ。と忠告。
いったん付いた悪いクセは、そう簡単には直せないし、気を抜くとすぐ元に戻るのである。

あと気になるのは、打って休憩、打って休憩の繰り返しになること。
審査を意識するなら、打ったあとの残心の取り方はとても重要である。
気の抜けた稽古など、いくら数を重ねても運動にはなっても上達はしない。

稽古は数でも時間でも無いと思う。
1回1回の真剣な稽古が大事。
だらだら稽古するならさっさと休憩すべきだ。



11時からは生駒一振館の稽古が始まる。
(生駒一振館と玄武会のメンバーは何人か重なっている)

生駒一振館
https://kendo-ikoma.jimdofree.com/

最近、新しい子供たちが増えてきて賑やかになってきた。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月21日)

2020年10月22日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
----------------------------------------

実は調子が悪い。痛む歯のせいだ。
虫歯か歯槽膿漏か何かわからぬが時おりズンズン頭に響く痛みだ。
夕方、少し横になって休んでいたが、どうも稽古に行けそうに無い。
しかし、きょうは昇級審査の要綱を渡さねばならない、構えの写真も撮りたい。
行くだけ行ってみようか・・・と思い切って起き出して準備した。
頭がボヤ~としてるので渋滞の一般道を走る気にもならず高速道路を使う。大丈夫か?

ともかく着替えて、気になっていた構えの写真を撮る。
猫撮影用のSONY NEX-5。これならキレイに撮れるだろう。
昨日書いたが「マニュアル作り」のためだ。


(一刀流「陰の構え」、足が見えるように袴の股立ちを取っている)

完全無地の背景の場所が無く、壁のコードカバーの横線が気になるが撮影を開始。
正面、左向き、右向きの横で撮影していくが、案外時間がかかる。
小太刀まで撮影したら50枚近くにもなる。
途中でバッテリーが無くなり、新しいものに替えたが、
設定がおかしくなったのか、半分ほどはピンボケで使い物にならない。
けっきょく失敗。また日を変えるか、自宅近くで撮影しようと思う。

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初心者の指導はF六段に任せた。



準備運動と素振りと基本稽古はK芦五段に任せた。

A君兄弟は、インフルエンザの予防注射後ということで着替え無し。
初心者組のお手本として小学生3人がサポートに入ってもらった。



ちょうど撮影も終わったし、少しなら稽古出来るかな?と思って防具を着ける。
4人と軽く稽古をする。うん、大丈夫だ・・と思って久々に井上館長、S伯七段と稽古。


(御年93才の井上館長と稽古)


(S伯七段との稽古)


(終礼)


【感想・反省点】

稽古の終り頃から歯がまた痛み出した。
しかしながらそこそこ良い稽古が出来たと思う。

相面のタイミングがなかなか掴めないのが反省点。
早く動作を起こすと返し胴を食らう。相手が打つのを見極めてからでは遅れてしまう。
確実に「相手の起こり際を捉えること」が課題である。
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なんば養正会(2020年10月19日)

2020年10月20日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30数名。
基本稽古の最後から参加し、9人(うち出稽古の方2人)と稽古。



新らしく七段になったS井さんが「元立ちってキツイですね」と声かけてきた。
そうそう、元立ちと懸かるほうでは、天と地ほどの差がある。

しかし我々はまだ楽だ。相手によって手を抜くことも可能だし、手を止めて指導をすれば息も継げる。
だから稽古会などで、七段の猛者相手に1時間以上も元立ちを務める八段先生は、掛け値なしにスゴイと思うのだ。





出稽古の方。
非常に速い面を打つが、打つ前に左のヒカガミを曲げて、跳躍力で面を打とうとしている。
確かに打つスピードは速くなるが、事前にわかってしまうので返し胴を打つのはたやすくなる。
自重の意味でも、ヒカガミを曲げる悪い見本なので、あえてUPしておく。


(終礼)


【感想・反省点】

実は先週から歯が痛くて調子が悪い。
歯の痛みは我慢が出来ない。特に上の歯なので脳に痛みが直接ジンジン響く感じだ。
休もうかな?と思ったけど本日休むと間が空き過ぎる。2週間ぶりでも久しぶりの気分なのだ。

六段審査に落ちたO野五段にアドバイス。
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間の入り方がワンパターンになってますね。
自分の打ち間を左足を基準として自分で明確にしてください。
1)右足、左足と継いで打ち間となり打つ方法。いつもこれになってます。
2)他に、右足を先に出しておき、左足を右足に近づけて打ち間になり打つ方法。
3)左足を左前に出して打ち間になり、右足を左に移動させた瞬間に打つ方法。
4)いつでも打てる体勢になっておき、相手が「こちらの打ち間」に入った瞬時に打つ方法。
などなど、面を打つにも色々な方法があるので試行錯誤しながら稽古してください。
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人にアドバイスしながら自分が出来ているかと言われると実はまだまだ。
教えながら自分の課題を明確にしている次第である。
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長正館小野派一刀流定例稽古(2020年10月17日夜)

2020年10月19日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室。
第1、第3土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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参加者16名。
少し肌寒いが、打方を続けると汗が流れてくる程度。



本日は、いつも通り、大太刀の稽古。
次回から、前半に大太刀、後半は払捨刀など別の稽古も行うようにする。



初心者は別枠で基本稽古。



後半は構えの確認から。



稽古終了後は手分けして清掃と消毒を行う。


【感想・反省点】

構えで気づいたが、特に初心者の構えが悪い。
というか、構えの種類を把握していないことに気づいた。

一刀流の構えには架九品(かけきゅうひん)の構えがある。

笹森順造著の「剣道」には、
敵から当たるところも敵を切るところも、
天地四方四隅、すなわち八方に中を加えた九方である。
この構えは敵の構えによって千能万様(せんたいばんよう)に対応する。

と書いてある。

1.陰
2.陽
3.正眼
4.上段
5.下段
6.本覚
7.霞(中、下、上)
8.脇構
9.隠剣

と笹森順造著の「剣道」に書かれてあるが、実際の稽古の中では、
上段に「右上段」と「左上段」、本覚には「逆本覚」、
脇構には「前脇構」、技の流れの中に「大正眼」と「中正眼」が出てくる。

近いうちに、これらの構えを撮影して長正館の館員用に資料として作るつもりである。
(資料は公開するつもりは無いので悪しからず)

あと、詳しい理由は言えないが、
鎬と反りの遣い方をわかっていない者がいるのも気にかかる。
決められた形は、形として反復修錬してしっかり憶えることは大事だが、
鎬と反りの遣い方は状況に応じて咄嗟に変化し対応しなければならない。
これを理解し稽古しなければ、剣術稽古など踊りと同じと言っても良いのだ。
もちろん「踊りが劣る」という意味では無い。別物だということだ。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月17日午前)

2020年10月18日 | 剣道・剣術
連絡網でA藤七段がお休みだと連絡があったので、
ちょっと早めに仕事を終えて生駒市武道館まで向かった。
中に入ると稽古着姿は2人(I山六段とN岳五段)しかいない。私を入れて3人だけ。
Hさんが私服なので「どうしたんですか?」と聞くと稽古で肉離れをしたらしい。
普通は左足を痛めるのだが右足とは不思議である。何かに引っ掛けたのかも知れない。

先に来た2人は、何かの技の稽古をしていたようだが、
いつものような基本稽古はしていなかったようだ。
I山六段が1年ぶりの稽古なので、長丁場の稽古は無理と見た。

五段審査に落ち続けているH名四段にレクチャーを兼ねてN岳五段と実戦的な基本稽古をする。
相面、出小手、相小手面、返し胴。返し胴が下手と見たので123の掛け声で返し胴の稽古。


(相面、出小手、相小手面、返し胴の連続稽古)


(返し胴の説明)

そのあと1分間の立ち合い稽古を3人で2回り。
礼、蹲踞、立ち上がって構え、気迫、気勢、先の気位で間合いを詰めて打つ。
H名四段とN岳五段に手本を見せるのだ・・・という意識なので手は抜けない。
打ち切って振りかえって構えるまでの残心もしっかりと行う。


(1分間の立ち合い稽古)

あとは地稽古を時間が来るまでやって終了。

立ち合い稽古は、審査を意識した稽古を行うこと。
つまり、苦手な技を出さない。姿勢と気勢、先の気位を大切にして打ち切って残心することを意識する。
地稽古は立ち合い稽古とは違い、得意な技をより磨き、苦手な技を試してみる場として使うこと。
打って良し、打たれて良し・・の中でお互いに高めていく稽古をすること。以上を説明しておいた。

1時間ちょっとの稽古だが内容は濃かった。


【感想・反省点】

ここは木曜会(誠先生の剣道教室)のおさらいの場である。
自分が出来ないのに指導など無理なので、お手本を見せるために頑張ってみた。
木曜会で習った「相手が出ようとした瞬間の擦り当て面」がうまく出来たのが嬉しい。
そう言いながら、動画で確認すると、悪いクセ、粗さが随分出てきているのは反省点だ。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月14日)

2020年10月15日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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本日は姫路で六段審査。K芦五段から「落ちました」の電話。
稽古は休むと言うので、井上館長のお迎えは私の役目となった。
事務所から矢田中までは空いていて40分、混んでいると1時間半かかる。
かなり早めに事務所を出た。早く着き過ぎたので喜連瓜破のコーナンで時間を潰す。



暑くは無いが湿度は高い。マウスガードがすぐ曇ってくる。

新入館員3名(大人1名子供2名)、小学生2名、中学生1名、五段2名、六段1名、七段2名。
初心者はF六段に任せた。足捌き、構え、前後素振り。
初心者は打ち込めるまでが一苦労である。
長正館は週に1回の稽古なので1週間たてば忘れることも多い。
教える方も教わるほうも大変だが頑張って欲しい。


(基本稽古)


(切り返しの元立ちの特訓)

11月22日の級審査に、3級1名、4級2名が受審する。
A楽弟君は切り返しの元立ちがまだうまく出来ないので特訓した。
まあ、あと一ヶ月あるので大丈夫だろう。



小学生の場合、3級を受けるには4級を持っている必要がある。
5級の者、無級の者は、4級から受けることになる。



K林君は3級を受けるので、発声と、伸び伸びとした打ちを意識して稽古する。
短い互角稽古も行った。打ったあと左足を引きずるクセがあるのが気にかかる。



御年94才の井上館長も稽古を始める。お相手はK川五段。
この年で、自分で防具を着け、蹲踞して稽古するのは素晴らしいことである。



K川五段。お互いに先で仕掛けようとしているところ。
K川五段が右足を出したがこちらは動かない。手元を上げたら小手に来る場面である。




【感想・反省点】

終礼では、初心者指導の大変さ、クセはなかなか直せないもの・・という話をした。
一つ覚える(一つ直す)と一つ忘れる(一つ戻る)というような話。自分の経験。

あとで動画を見ると、私の場合は捨てきって打っていないのが悪いところ。
迷いながら打っているという感じがする。
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長正館月例稽古(2020年10月11日)

2020年10月12日 | 剣道・剣術
長正館の月1回(第2日曜日)の稽古。
前半(17時~)は一刀流、後半(18時半~)は剣道稽古。
通称「月例稽古」は墨江丘中学校の格技室。
詳しくはホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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中共コロナのせいで2月16日以来、8か月ぶりの月例稽古である。
それも今まで使っていた湯里小学校が使えないようになり、
急きょ、月1回にして墨江丘中学校での開催となったのだ。

コンデションは良くない。
首が痛い。普通にしていても鈍く痛む。動かすと二ケ所の筋が痛む。
腰が痛い。元々の腰痛持ちの上に昨夜の稽古での転倒のせいだろう。
あと原因不明だが右の太ももが痛い。動くとピキピキ痛む。これは疲労からか。
トシを考えるとこういう時はゆっくり休むほうが良いとは思うが、月例稽古は主催者だし、
墨江丘中は初めての場所なので様子も見たいし休むわけににも行かない。



刃引の稽古。
7名+井上館長。
久々なので戸惑ところあり。



大太刀の稽古。
元立ち(打方)を続けているのでだんだんと疲れてくる。
痛めた腰にふんばりが効かない。



剣道稽古。
11名(うち出稽古4名)+井上館長。



終礼。


【感想・反省点】

10月とも思えないぐらい気温も湿度も高かった。

K芦五段は審査直前の最終稽古だった。
特に昨年六段に受かったK藤六段との稽古は「立ち合い」を意識していたので注目していた。
しかし、せっかくの木曜会稽古の内容が生かされていなかった。


(K藤六段とK芦五段との稽古)

「初太刀は面」と意識して、少しずつ間合いを詰めるのは良かった。気迫も良い。
しかし攻めきれず、フェイントのように力を込めて右足グッと出したのは何なのか?
次の瞬間に小手面と打ち込まれたが有効打突にはならず、構え直すが上半身に力が入り過ぎている。
次の技に期待して見守っていたが、構えたまま待ちの姿勢に固まってしまった。
K藤六段が面を打ってきたのを出小手で応じようとするが面の勢いに乗られてしまう。
自分から右足を出して、引き出したような小手なら見栄えもしただろう。
その後も、数回(打つ機会では無いのに)小手を打って空振りする。
打ったあとの構え直した間合が近いのも気にかかる。

面が打てないのなら小手でも返し胴でも良いが、それには必ず「技前の理」が必要で、
むやみやたらに技を出しまくって、まぐれ当たりに期待しても審査に合格しないだろう。

こちらも他人のことは言えない。
あちこち痛いのはわかるが、それにしても動作がジジくさい。
技を出すのも手先だけで誤魔化すような場面も多く、あとで動画を見てイヤになってしまった。

今夜の養正会は休む。仕事も忙しいし・・・
今夜はゆっくり風呂で暖まり早めに寝床につくようにしよう。
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生駒市武道館 宝剣会(2020年10月10日)

2020年10月11日 | 剣道・剣術
生駒市武道館にて。
本日の出席者、七段3名、五段2名。A山七段はお休み。
気温は低いが湿度が高い。台風のせいか。
ここでの稽古は3週間ぶり。(先週は遅れて行き、稽古出来なかった)

ストレッチ、準備運動のあと素振り。
面を着けて切返しと基本打ちで汗だくになる。息も苦しい。
あとは地稽古。全員と稽古して終了。終わってから剣道形。


(返されてもひたすら面を打つ)

石丸師範との稽古。
接近戦での打ち合いが続いて、石丸師範、ヒートアップしてくるのがわかる。
やばいやばいと思っていたら、面を打ったあと上半身を押されてひっくり返ってしまった。
こういう場合は打っても勢いに乗って前進せず用心したほうが良い。
「面を打ったら足を止めず真っすぐ来い」と言われても信用してはならない。
(昔、肋骨を3本折ったことがあって大変な目にあった)

幸いに、若干、腰を打ったが大したことは無かった。



宝剣会では若手のH田七段との稽古。



試合経験の多いH田七段は構えが低い。



その構えが水平に近くなったら面か小手を打ってくる。
少しでも手元を上げてしまうと小手に来るのを知っている。速い小手面に来ることもある。

ので、右足出しながら若干剣先を下げ気味に押さえるように下げると、その瞬間、面に来た。



ので摺り上げて胴に返そうとしたら、途中で軌道を変えて小手に来た。



構わず胴を打ちにいくと防がれた。



コンマ数秒の中の変化である。
お互いに無意識の中で身体が動いている。
「捨て切っていない」ので良くは無いが、よくあの瞬間で変化できるものだと感心した。

試合巧者の剣道の動きは予測できない部分がある。
それに合わせようとすると崩れてしまう。
崩れないようにしようとすると打たれてしまう。

相手が剣先を下げてきた時、それは相手が仕掛けてきた場合である。
相手が剣先を下げる前にこちらが仕掛けるのが理想だが難しい。
まだそのへんの精神的な強さ、いつでも打てる姿勢気勢、間積もりが出来ていない。



終了後に剣道形稽古。
いつもと相手を変えてやってみる。

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本日、アクションカメラの操作ミスでズームになってしまっていた。
ほとんどが画面からはみ出していて、おまけに画質が悪い。
チェックしたい場面が多かったが見れない。残念である。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月7日)

2020年10月08日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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10月4日の昇級審査で、Tちゃん三級合格、Yちゃん三段合格。
高校一年生の三段はすごい。時代は違うが私など20代中頃で三段をやっと取れたのだ。

新入館員3名(大人1名子供2名)本日より稽古開始。
あとは小学生1名、中学生1名、五段3名、六段1名、七段2名。

初心者はまず礼法と構え、足捌き、素振りの基本のみ。



全員で準備運動、初心者を除いて素振り。



初心者は別枠で基本から。



K川五段。面を打とうと右足を出しながら・・・の部分を小手に取られた。



相面では、コンパクトな振りのほうがやはり速いようだ。



最後の一本も出小手を取られる。



終りの正面への礼。


【感想・反省点】

ほとんど初心者指導をしていたので自分の稽古の時間は短かった。
K部五段とK川五段と、あとはTちゃんだけ。

K川五段には面を打つ場面で2回も出小手を取られた。
動画で確認すると「面を打ちたい」がもろに出ている。
これでは出小手の餌食になるのは当たり前だ。

初心者指導は本当に難しい。
姿勢、足、竹刀の握り、振り方など、今までやったことのないことを、
一度にたくさん覚えなければいけないので大混乱必至である。
あせると変に覚えてしまう。
あせらずじっくり教えていきたいと思う。
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なんば養正会(2020年10月5日)

2020年10月06日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。40名ぐらい。
基本稽古の最後から参加。9人と稽古。



稽古風景



本日は、土曜日の玄武会での「首がもげそうになった」教訓から・・・
出来るだけ相手の竹刀と離さずに返し胴を打とうと努めてみた。
が、やっぱり難しい。どうしても離れてしまう。



安易な面を打ちに行って出小手を取られる。
動画で見ると、間合いの取り方、スイッチの入れ方が雑である。



右足を出しながら釣ってみる。



釣って面を引き出して出小手。
もし相手が小手に来たら相小手面に変わるのだ。
(木曜会のおさらいの技)



「少し遠いかな?」と思う間合いからも最近は打つように心がけている。
「攻め入り」が下手なのと、実は、まだ「自分の打ち間」がわかっていないせいである。

わからないなら、いろいろ試してみるしかない。



稽古終了。


【感想・反省点】

少し疲れてくると攻めがいい加減になっている。

捨て身で打ち切るべきところを相手の動きに反応して、
器用に変化に応じていると言えば聞こえは良いが逆に見苦しい。

鋭さが無い。
身体(体軸)のブレが気にかかる。

終ってから首の鈍い痛みに気がついた。
稽古中は気にならなかったのだが。。。
大丈夫とは思うが(年齢が年齢だけに)ちょっと心配。
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長正館小野派一刀流定例稽古(2020年10月3日夜)

2020年10月04日 | 剣道・剣術


大阪市東住吉区の中野中学校の格技室。
第1、第3土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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本日、10月3日より再開。3月28日以来の稽古である。半年ぶり。
第1、第3土曜日の月2回と、月例稽古1回と稽古日は半減させての再開である。
参加者は20名ほど。少人数しか来ないかも?という心配は杞憂だった。

最初にガイドラインの説明をした。
簡単に言うと、熱のある者は来るな、緊急連絡先を書け、毎回体温を記入、
マスク着用、手と指、足の消毒をしてから入室、最後は掃除と消毒・・・である。



前半は仕方、後半は打方をした。
打方仕方とも、少し記憶が曖昧な部分が出る。
身体で憶えている分は良いが、変に考えると間違える。



長正館の稽古は打方3人が元に立ち、仕方が並んで打方に従う。
前の者の所作を見て真似て覚えられるので初心者が多い場合に有利な稽古法である。



最後は全員で清掃と消毒作業。
このため、いつもより少し早めに終了した。


【感想・反省点】

半年ぶりだと動きがぎこちない。
これは先月やった久々の剣道形でも同じ思いだった。
意識していないと、ぎこちないが、何となく流れでやれてしまうものだが、
少し考えてしまうと動きがわからなくなる。

それよか、3日が結婚記念日だという事を忘れていた。
帰りに(女房が好物の)大福でも買って帰ろうと思った。

午前の稽古で痛めた首が痛い。鈍痛。重苦しい感じ。
数日たって痛みが引かない場合は医者に行こうと思う。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月3日午前)

2020年10月03日 | 剣道・剣術
いつも通り自宅で仕事。一段落させてから稽古に行く。
計、大人だけで6人。基本稽古の最後から参加。
あとは2分の回り稽古を1周5回、後半は1分の回り稽古を2周ちょいで12~3回かな?
五段審査を明日4日に控えたH四段の特訓のような地稽古となった。



きょうの課題は・・・大きな発声、正しい構え、いつでも打てる身構え気構え、
慎重に間合いに入り、相手の動きを察して躊躇せず打ち込む、そして打ったあと・・・とする。
人に教えようとするとまず自分自身が出来ていないと滑稽でさえある。よってひたすら意識してみた。


【感想・反省点】

ここでの稽古は木曜会のおさらいのような気持ちで行っている。
特に四段五段相手には、いろいろ試して打たれたり打ったりするのが勉強になる。
だいたい「面に来い面に来い」なんて思っていても駄目だし、
「小手に来い小手に来い」なんて思っていても小手になんか来やしない。

鎬を意識して中心を取っている中での「もう一工夫」が必要だが、まだ中心を取れていない場面も多い。

以前よりコンパクトに打てるようになったとは思う。
亀の歩みのごとく微々たる進歩だが前進していることは間違いない。

本日、N岳五段との稽古で首を痛めた。



N岳五段が面に来たのを胴に返そうとした。



竹刀で確かに受けたが、N岳五段の竹刀が「くの字」になって(先がしなって)喉垂れと面の隙間に入って、



首が横、そして上に跳ね上がり、



マジで首がもげそうになってしまった。

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これを書いている今も首が痛い。
軽いムチ打ちのようなものかも知れない。

気をつけたいものだ。
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長正館剣道定例稽古(2020年9月30日)

2020年10月01日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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涼しくなったが湿気はある。
準備運動と素振りで汗ばむ程度。
参加者は井上館長、あと大人5名+中学生のTちゃんで、計7名。



稽古前にTちゃんと「木刀による剣道基本技稽古法」の稽古。



基本稽古のあとは地稽古。最初はF六段。
面の速いF六段に相面で勝った。なぜ打てたのか不思議だったので動画で確認した。
速めに落ちて来たF六段の竹刀が私の鍔に当たり、それで軌道がズレて私が打ち勝ってしまったというわけだ。
な~んだ。

若干姿勢を前傾にして打ち込んでくる面は速い。私のは逆に直立し過ぎている。


(返し胴・後ろから撮影)


(返し胴・同じ瞬間を横から撮影)

最後は返し胴を決めたが、動作が大き過ぎる。
右手の位置をもう少し下げて受けるようにしたい。



Tちゃんとは3級審査の内容だけ。
切り返しを交代で、面打ち2本を交代で、小手面2本を交代で。



K芦五段は11月14日の姫路の六段審査に向けて、短い稽古を2回。
2回とも、初太刀の面は私がいただいて、あとは良い機会を与えて打たせるようにした。
小手面ばかり多発するのは自信の無さからくるのだと思う。
構えていて「これは面に来るかも・・」と思えないからだ。
残念だが威圧感無し。



井上館長とF六段との稽古。
93才で、自分で防具を着け、蹲踞してふつうに稽古をするのは驚愕ものである。



H尾三段。最後は安易過ぎる小手を打っていって抜き面を打たれた。(写真はその場面)
彼の動きはすばやい。高校生か大学生のような剣道をする。
スピードと試合的な動きに付いていけないことも多いが勉強になる。



K部五段。稽古熱心な方で、どこか知らないが週に数回は稽古されているそうな。
なぜかK部五段と稽古すると、私の足は歩み足となり叩き潰す剣術的な剣風に切替わってしまう。



井上館長とK芦五段。
K芦五段の構えが昔に戻ってしまっている。



右手が横から握りになって竹刀を抱え込むような姿になっている。
昔からの悪いクセが顕著に出てしまったのだ。
K芦五段は井上館長に懸かるとレベルが数段落ちてしまうクセがある。


【感想・反省点】

いつでも打てる気勢と体勢を意識していたが、
相手の微妙な動きに“たたらを踏む”かのように前に出てしまうことがある。
「いつでも打てる」が「打とう打とう」と焦る気持ちになっているのだ。
もちろん「打たれたくない」という気持ちを強い。
「打てるが打たない」が一番理想なのだが、なかなかそうは出来そうもない。
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なんば養正会(2020年9月28日)

2020年09月29日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30名ぐらい。
基本稽古の最後から参加。10人と稽古。



なぜか最初の3~4人までは調子が上がらず、妙な感じだった。
最近、仕事がハードで、疲れが溜まってきているのかも知れない。



終盤で徐々に調子が戻ってくるが、最後まで本調子とまではいかなかった。



10月14日に六段審査を控えているK藤五段。
K藤五段が面を打ってから振りかえっているところ。
間合いが近過ぎるので私の方が右足から右左と下がって間合いを取っている場面。

面の勢いが無いのと、引き残心を知らないからこうなる。
二日前にも書いたが、打ってからの振り返りと間合いの取り方が出来ていない者は多い。
打ってからの所作で見栄えはまったく違ってくる。
審査を控えた者は「打ってから構えるまで」を意識して欲しい。




【感想・反省点】

前回(9月7日)の稽古で反省し、なるべく過剰反応と体軸をブレないよう意識していたが、
疲れからか、意識し過ぎたのか、妙に身体の動きが鈍く調子が出なかった。

いつでも打てる気構え身構えのまま慎重に前に出る・・ということを意識していたが、
自分の打ち間に入る前に、相手が先に動作を起こしてしまい、遅れてしまっているように思う。
「相手を動かして打つ」のではなく「相手が動いたから打つ」という具合だ。
「いつでも打てる気構え身構え」でいるつもりでも「ここからでは届かないのでは?」と雑念が起こる。

相手が動作を起こせない、相手を畏怖するような構えは相手の段位に関係なく私には出来ていない。
自分の打ち間(打てる間合い)が近過ぎるからかも知れない。いや、打てる自身が無いのだ。
姿勢を崩せば遠くから打てるのだが、それでは元の木阿弥で稽古にならない。
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