HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ロウバイ或いはトウロウバイ 終章

2022-02-11 | 冬 黄色系

内花被片の赤紫が少し目立つからだろうか、敢えて「ソシンロウバイ」の名札は無いと書いたけれど
この場所には時折、手書きの名札が下げられたこともあったし
確かに一時期「ソシンロウバイ」が咲いていたこともあった。
幾つもの交配もあったのだろうし、今は伐られてしまった大手門には「ソシンロウバイ」も植えられていた。
そこに掲げられていた手書きの名札と同じものだったから間違えられたのだろう。
どのような経緯を辿ったのかは知る由もないのだけれど
今はしっかりしたものに取り替えられ「ロウバイ」表記になった。
何本かが貧相な姿で残り花をつけているのだけれど
名札は「総称としてのロウバイ」が無難であることには変わりない気がする。




















▲ この姿を見るとソシンロウバイ?と言われる。黄色が目立つからさもありなん…だ。▼







▲ 以前よりは薄くなったけれど、それでも内花被片には赤紫が出ている。▼













▲ 花期が進むと、花被片の黄色は薄くなるから内花被片の赤紫が目立つ。▼



▲ 花被片はやはり尖っている。▼



(2022.01.19 明石公園)








ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅 時にワロウバイ・和蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox
トウロウバイ(唐蝋梅) Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2022.02.09 明石公園)

 
▲ この場所に咲いている ソシンロウバイとは言えない内花被片の赤紫だが年々薄くなっている。 ▲


▲ 須磨にあったロウバイ 昨年、枯死してしまったようだが、復活している。▲
--------------------------------------------------------------
この場所の花 須磨のソシンロウバイ ソシンロウバイ系或いはトウロウバイ
ソシンロウバイ ロウバイ ソシンロウバイ ロウバイ或いはトウロウバイ



コメントを投稿