そろそろ梅。
蝋梅はそれでも、まだまだ良い香りを漂わせている。
水仙も健在だ。
この蝋梅は一番奥まった場所に一本だけだから目に止まらない。
だから派手な黄色に押され気味で、被写体にもなり得ない。
(2017.01.28 須磨離宮公園)
☆
『もっと黄色の濃い蝋梅もありますねぇ~』
『違いますね、それはソシンロウバイと呼ばれている園芸種です』
『これが本物の蝋梅です』
『こちらが素心蝋梅と言う種類です』
解説者は何処で本物・偽物の区別を覚えたのだろう。
交雑、交配が容易なものには、似ているものが次々と登場して余計面倒になる。
ロウバイにしろマンサクにしろ、幾つもの種類が存在しているから
これから春に向かって、花の名前で騒々しくなる。
ここではこの種類にのみ「ロウバイ」の名札が下がっている。
ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅) ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox
トウロウバイ(唐蝋梅) Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2017.01.07 須磨離宮公園)
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ロウバイ・ソシンロウバイ
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