HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

昔、鉄ちゃんがいました。私鉄編4

2004-12-15 | 番外編 鉄道など

阪神、阪急、京阪、近鉄、南海、関西私鉄大手5社。
山陽は含まれるのだろうか。


阪神8000系 山陽電車西新町駅
西新町駅(通過駅)に進入する、阪神梅田行き直通特急8000系 、現在は9000系も運用されている。


阪神電車8000系  山陽電車西新町駅


阪神電車9000系 山陽電車西新町駅西方


阪神・梅田行き直通特急阪神1000系 山陽電車月見山駅



阪急P6系
阪急、正式には、京阪神急行電鉄。
発展の経緯を辿ると「箕面有馬電気軌道(神戸・宝塚線)」+「新京阪(京都線)・北大阪電気鉄道(千里線)」の統合によって現在の路線図が完成している。
この100形は、東海道本線を走っていた超特急「つばめ」を凌ぐスピードを誇った。
梅田寄りがMc(デイ100形)、京都寄りがTc(フイ500形、フキ500形)であった。
その後、最初に登場したフイ500形10両は電装化されて、デイ100形に編入、
二代目のフイ500形は一部が一時期Mc化されたが、後に全車1500形に改番された。
この画像を撮った頃は、既に2800系、3300系、5100系と相次いで投入されていた為、
最初の働き場所であった梅田・北千里間の各駅停車運用に使われていた。


阪急610系
旧51系の鋼体更新車、車体のみ新造。 宝塚線用として運用されていた。
西宮寄 Mc+M+M+Tc 宝塚寄 の基本4両固定編成。
610は、旧53から電装機器を流用したが、このグループ唯一の釣掛式だった。


阪急700系
宝塚線用550系と同一仕様の、京都線用車両として製造された。
当初はMc(700)+Tc(750)の基本2連、
その後、後継の710系と併せて、TcのMc化、3連対応のT車増備。


阪急800系
当初700系として登場。京都線での700代増備があり、改番して800系となる。
昭和24年から800系、昭和25年から29年にかけて4次の増備で 822+872まで製造されている。
登場直後には、神戸線特急運用の対応として、複電圧車に改造された。


阪急1100系
当初、宝塚線急行用として新造された2扉車。
二次形(1108)以降は、新製時から3扉車として登場。
神戸線昇圧後は、神戸寄 Tc+M'+T+Mc 梅田寄の4両固定編成となり、神戸線運用にも使われた。
その後、編成長大化の対応で、基本編成I別系列車両との混結運用も始まった。
画像の編成は、震災後に大きく様変わりしてしまった阪急・三ノ宮駅を発車した1100系+1000系。
先頭から 1115+1165+1145+1195)+(1023+1052+1022 となっている。


阪急1200系

920系の台車、600系の電装部品流用、1010系、1100系と同一仕様の車体新造で登場した。
改造は昭和31~2年にかけて実施され、6編成が在籍した。
基本は Mc(1200~1203)+M(1230~1233)+Tc(1250~1253)、
第5編成、第6編成はTc、Mcから制御部分を除いて
Mc(1204・1206)+T(1254・1256)+M(1205・1207)+Tc(1255・1257)の4両固定編成となった。


阪急1600系 1200系の京都線版。
電装部品のみ旧型車両から流用し、台車・車体は新造された。
Mc+Tcの2両を1ユニットとし、Mcは1601~1606、Tcは1651~1656の6編成が作られた。
当初は2扉車だったが、1601、1606編成以外は3扉車改造されている。
この画像の先頭は、梅田寄に使われている1656+1606で、2扉車のままである。


阪急2000系
昭和32年から製造が始まった「人工頭脳車」
阪急における新性能電車の先駆。
昭和38年以降の2021系は、神戸線1500V昇圧対策を済ませて出場した。


阪急2800系
昭和39年、京都線特急用として、2扉クロスシートで登場した。
(Tc+M+Mc)+(Tc+M+T+Mc)が基本編成となっていた。
京都寄 2853+2843+2803+2863+2833+2883+2813 梅田寄
画像は、左から北千里線各停の100形、京都線急行1100系、京都線特急2800系、宝塚線急行5000系である。


阪急3000系 
3000系は4車種。Mc 3000形、M 3500形、Tc 3050形、T 3550形となっていた。
画像は、京都・北千里線(淡路まで併用)、宝塚線、神戸線の三つの複々線が併走している十三駅の風景。
左は、京都線特急2800系、右は宝塚線急行3000系。


阪急3000系
西宮北口駅の有名な平面交差。
今津線と神戸本線は電圧が異なっていた為に、 平面交差部分は、デッドセクションとなっていた。
交差する線路を通過する際の振動は、既に過去の語りぐさとなってしまっている。


阪急5000系
国鉄三ノ宮山側ホームから。
歴史の詰まっていた阪急三ノ宮駅のドームは震災で壊滅的な損傷を受けて
似たような形には再建されたけれど、昔日の面影は無くなった。
周辺の歓楽街も同じ、 雑然とした町並みは表向きは整然となったけれど、どうしても違和感が残る。


阪急電車・西宮北口駅

このアルバムはOCN「ブログ人」に収録していたアルバムから抜粋、再編成したもの。
ポジからのスキャン画像なので、不鮮明な画像も含まれている。
画像下のコメントは原文のまま、撮影順にはなっていない。
--------------------------------------------------------------
昔、鉄ちゃんがいました 私鉄編 -1 -2 -3 -4 -5 -6

昔、鉄ちゃんがいました 国鉄編 -1 -2 -3 -4


【その後に纏めた画像】



コメントを投稿