ロウバイ、終章。
ここではロウバイの表記は相変わらずそのまま。
面倒な表記をする必要も無いのだろう。
それでも別の場所に栽培されているものには「ソシンロウバイ」
ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅 時にワロウバイ・和蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox
トウロウバイ(唐蝋梅) Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2020.02.13 明石公園)
☆
【再掲画像 めしべ・おしべの動き】
▲ 開花直後のおしべは、花被片基部にひれ伏していて、めしべの柱頭(先端部分は細い糸状のもの)が他花の花粉を貰う。
その為だろう、細い糸状のめしべは基部で合着、その周囲を仮おしべが支えている構造だ。▼
▲ 花粉を持つおしべの方は、外側(開花当初は下側)が割れて起き上がりめしべを包み込む。
この頃になると、花被片には花粉を運んでくれる訪花昆虫用に蜜が滲んでいることが多い。▼
▲ 花被片基部から立ち上がったおしべの花粉は、包み込んだめしべの外側に出ている。
このことは「同花受粉」を避けている…と考えられる。
時におしべが6個以上に見える場合があるのだけれど、葯が真ん中から二つに割れて花粉が出る為に
たまたま葯の先端が分かれて見えていることに起因している。
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ソシンロウバイ(素心蝋梅)系或いはトウロウバイ(唐蝋梅)
明石公園のロウバイ・トウロウバイ 京都のロウバイ ソシンロウバイ
ロウバイ ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)或いはトウロウバイ(唐蝋梅)
ソシンロウバイ(素心蝋梅)系或いはトウロウバイ(唐蝋梅) ソシンロウバイ(素心蝋梅)
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