渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

プールの撞き方の一つ

2022年08月02日 | open

【ビリヤードレッスン】
【ネクストの引き出しを増やすシリーズ】
弾き引き?前にいく引きのイメージを伝授!!




これ、よく使うやつ(笑)。
35年前の東京撞球時代は、うちら
の撞き師仲間内では「跳ね
引き」
とか言っていた。
私が何度か自己ショットでも

説明していた「ジャンプさせて
引く」というショット。パンチ
ショットやスタン(俗語直訳で
「どつき」)とも違う撞き
方。
(パンチショットとスタンシ

ットは言葉上はどちらも「叩く」

という意味だが、ショット種類
としては細分化するとかなり異
なる球種となる。パンチショット
はパチーンと弾かせるような撞き
方で、スタンショットはパシッ
と叩き止めのようなキューの
使い方のショット)


これと普通の引きの使い分け
を私がし始めたのは、手玉の
スクラッチ
回避のためではなく、
1987年前後の5-9のリング
ゲー
ムで手玉によるアクション

絶対不可欠だったから。

手玉を自在に動かせる事の一環
としてこうした引きの使い分け
は必須で、玉を撞ける人は皆が
やっていた基本的な手玉使い分
けの一つ。
キャノンショット用だけでなく、
勿論通常の種目の実戦対戦でも
玉筋の多さの一つとして大いに
使える。
撞球師はごく普通に頻繁に使う

のだが、こういう玉運びは転がし
玉のみ
で自分のビリヤードを構成
して
いる人たちには難しいのでは。
転がし玉、玉転がしに共通して
いる現象は、キューを利かせての
引き玉を殆ど使わない事。つまり、
球種が極端に少ない事。技法の幅
が極度に狭い。
玉筋は多く持っていたほうが何か

と便利かと思う。
この引きはポケットビリヤード

独特の撞き方で、あまりキャロム
では使われていないかと思う。
モスコー二などの古い時代の撞球
師はよく使っていた。
14.1ラックなどでは手玉の自在運行

が必須だからだろう。



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