渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ニジマスはフィッシュイーターの外来魚

2023年08月13日 | open


ニジマスを日本の天然河川に
放つ事は、ブラックバスや
ブルーギルを放流するのと同
じなんだよね。
在来種保護の為には絶対にダメ。
卵や稚魚が全部食われてしまう。
天然河川でもニジマス専用の管
理河川ならばいいだろう。
フライに食いついてから1メー
トルジャンプし、ランディング
までに15分以上かかるという
ニュージーランドのような釣り
ができる。
実際にそうした管理天然河川は
広島県にある。大迫力だ。
ただし、リリースされまくって
いるので、超スレッカラシだ。
それを釣り上げるのも、スポー
ツフィッシングの醍醐味で、
腕の見せどころだ。警戒心が強く
狡猾なレインボートラウトとの
勝負ができる。

しかし、ヤマメ・アマゴがいる
河川に持ち込み放流などは絶対
に駄目です。
在来種が確実に絶滅する。
ヤマメ・アマゴの卵胞流だけで
なく成魚放流でもニジマスに食
われてしまう。
ポンドの管理釣り場で、スレて
全く食い気を見せない渋いニジ
マスでも、エッグフライや沈め
るルアー(毛鉤の小魚を模した
物)を引くとすぐに食いつくのは、
あれはニジマスがフィッシュイ
ーターだから。

私は在来種絶対主義ではないが、
釣りを楽しむ為に生態系破壊を
するのはよくないと思う。
結局、自分の首絞めますよ。
フィッシャーマンとして。


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