渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ショートホープ

2024年05月28日 | open

 
ショッポ。
芸能人や著名人でもこの銘柄
好きな人は多い。
1957年生まれ。
日本で初のフィルター付タバコ。
蜂蜜のフレーバーが入っていて
独特の香りと甘い味がする。
今でこそ禁煙者が多いが、日本
男の9割以上が喫煙者だった
時代
にはショートホープは人気
だった。
俳優の西田敏行さんも作品の中
吸ってたのはショッポだった。
また、このタバコ、なぜか1970
年代の不良少年たちはほぼみん
これだった。セブンスターが
出て
からはセブンスターに流れ
る人も
多かったが、ショッポ好
きはずっ
とショッポを通す。
かつての職場の弁護士でもショ
ッポ
好きがいて、これ以外は吸
わない。
店に売り切れだと「いらね」と
のタバコは吸わない。
それ、かなり分かる。
事務所が解散して、民間企業に
就職した時、名古屋中京地区の
支店長がショートホープ大好き
だった。
ショッポについて尋ねたら、
ショートホープが出た時から
これ以外は吸わない、と言う。
根っからのショッポ人だ。

ショッポ好きは一念を通す。
私も喫煙開始以降ショートホー
プ一筋だ。
他の銘柄はたまに機会あれば吸
う事もあ
るが、基本的にはショ
ッポ以外
は「不要なり」のクチだ。
 
意外な事を発見した。




大昔のドラマ。
スタッフの物を小道具としたの
どうかは不明だが、喫煙シー
ンで
田村正和さんがショッポに
火をつけ
ようとするシーンがあ
った。
箱の扱いも手慣れているので、
もし
かすると田村正和さんも
ショ―ホープをかつては
吸って
いたのかも。
晩年は非喫煙者である事は知っ
ていたが、
以前は喫煙者だった
のかもしれない。
 
今でこそ、ショッポの中の銀紙
余計なミシン目が入っていて
破り
やすいようになっているが、
元々
はそんな物は無い。余計な
お世話
だ。
そして、ショッポ好きたちは、
今でもそうしたミシンメ目など
は無視して、自分のサイズで
ガバッと中紙を破く。
それは、箱の端を使って綺麗に
かつ大胆に破いて開封する。
これ、ショッポ好きたちの定番。


嗜好品だから好みは分かれるが、
味は国産タバコで最高。
ショッポ好きは銘柄を変えない。
健康のためとかでニコチンタール
量が少ないタバコに変えたりする
人間たちを意味わからんと思って
いる。
健康のためならば、タバコやめれ
ばいいのに。
ショッポ好きはショッポ以外は
吸わない。
期間限定喫煙停止や完全禁煙な
はいつでもできる。
禁煙などは意志と筋の問題だ。
軽いタバコに銘柄変えたりする
はくそダサい。
そんなくらいならタバコそのも
をやめたほうがましだ。
なので、ショッポ吸いはそれは
やらない。
タバコが吸いたいのではない。
ショッポを吸う事を選んでいる。
それが自分で選んだ道。
ショートホープてのは、そんな
もん。



 

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