渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

公道でも同じ乗り方 〜オートバイ〜

2023年12月13日 | open
 

爪先で乗る。
そして、直線では絶対に外に
爪先を向けない。真っ直ぐに
前を向ける。くるぶし下の内
カカトはマシンを締める。


バンクイン側の爪先は引っ込
める。
爪先が接触すると石にぶつ
かったようになり転ぶ。
イン側の爪先は外には向けず
に引っ込める。
それでも限界バンクでは擦る
が、それは小指サイドを擦る
感じになる。なのでサイドガ
ード付のブーツもある。




 
これらのステップ操作は公道
でも同じだ。
物理的な意味からそうする。
爪先乗りではなく土踏まずで
もよいが、直線では足先方向
は真っ直ぐに前に向ける。
ロードモデルの直線走行にお
いて、だらしなく両爪先が外
に出ている人間で「乗れて
る」者は地球上には一人
もい
ない。
 
特に注意すべきはSSやレーサー
レプリカやカフェレーサー。
肘を緩めて曲げない腕伸ばし
ではそれら前傾モデルを操縦
するのは不可能だ。
レーサーに乗るのと同じフォ
ームが正しい。
要所は同じで、公道市販車は
レーサーマシンとはやや高さ
が異なるだけだ。
フォームは同じ。
同じというのは、要点要所が
同じであるという事。
レーシングマシンとはライデ
ィングポジションが異なるの
で、全くシルエットが同じに
なる事は当然無い。ポイント
が同じ、という事だ。
腕伸ばし、背中直立伸ばしの
頷出し、爪先外向けなどはロ
ドモデルの二輪車では
あり
ない。
それは乗りではなく、載りだ。
 
現代、二輪の構造とライディ
ングポジションを無視した出
鱈目大嘘載りが蔓延しすぎだ。
きちんとオートバイに乗れる
人間のほうが少数派になって
しまった。
自由意識の履き違え。
野球人であると自称公言しつ
つ、バットを両手離して握っ
て空振り三振しているような
ものだ。
両手離すのはバントの時だけ
だ。
オートバイにバントは無い。
(ロード限定の話。別種の二輪
には別種の乗り方がある)
 

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