渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

モーターサイクルの楽しみ

2024年10月08日 | open



モーターサイクルにはいろん
な楽しみがある。
まず、運転して走る事そのも
のの楽しみが筆頭に挙がるの
が二輪の特徴だが、他にも多
くある。
その一つに、走る場所の風景
景色を楽しむものがある。
運転もそうだが、こればかり
は密閉された四輪車では味わ
えない。


モーターサイクルは夏暑く
冬に寒い。雨が降れば濡れ
るし、気を抜くと転倒する。
身体がむき出しなので事故
の時にはとても危険な乗り
物に豹変する。
だが、モーターサイクルで
しか体験できない多くの二
輪固有の楽しみが数えきれ
ないほどある。

二輪走行で観られる景色は
四輪とはまるで別物だ。
素晴らしい場所に出会うと、
言葉を失う程に感動する。
この感動は年齢に関係なく、
まるで少年や少女のように
感動を地球が与えてくれる。
それを全身で享受するのが
モーターサイクルという乗
り物だ。


人間には二種類ある。
それは、オートバイに乗る者
と乗らない者だ。
これは何も哲学めいた箴言で
はない。
事実としてその両者は存在し
ている。
そして、オートバイに乗る人
間は乗らない人間とは別な世
界を日々体験している。
極言すれば、住む所が異なる
と言っても過言ではない。
観ている景色が違うのだ。


 
 


 
 


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