渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

安全地帯で物を言う人たち

2022年04月11日 | open


ロシアにもロシアの言い分
がある、というようなこと
言う人たちがいる。
学者や政治屋に多い。
それはあるだろう。
侵略国にも言い分があるから
侵略するし、ナチスドイツに
も言い分があるからユダヤ人
を大虐殺した。
だが、それらはそれをやる側
勝手な都合による理由でし
かない。
それによって、現在ならば、
ロシアの都合によってウクライ
ナの無辜な一般市民がこんな
ひどい目に遭わなければなら
ない正当な理由には一切なら
ない。

一つ確実なのは、どんな「評論」
であれ、今の惨状を無くさせる
方向に向かわない言は全く何の
力も持たない、という事だ。
ウクライナ側につくかロシアに
肩入れするかではない。
とにかく、ウクライナの子ども
たちまでもいきなりロシア兵に
殺される現実を否定する方向に
向かわない発言は、どちらの側
に寄り添おうとも悪である。

安全地帯でピーチクパーチクやって
ても、今後もどんどん死んで行く。
また、殺害事実をフェイクとか言う
連中まで「安全地帯」では出て来て
いる。
お前、現地に行って見て来いよ。
戦争の現地に。
「戦争」を見て、体験して来いよ。

本日、NHK特派員が初めてキーウ
に入って取材した。
目を覆うものだ。
瓦礫の町もフェイクだと?
ロシア国家が言うように。



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