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第52回オールスター競輪(GI)優勝は武田豊樹選手!

関東の結束強し!

ガツンと先行できる平原康多選手の精神力は強いですね…。
そこに絡めるラインがなかったのも、武田選手にとって良かったかもしれませんね。
それにしても、日本選手権競輪、オールスター競輪と競輪界の2大タイトルを今年獲得した武田選手。

一気に華開いた感じがありますね。
この後の、10月共同通信社杯秋本番(GII)、11月競輪祭(GI)がとても楽しみになってきました。

第52回オールスター競輪(GI)決勝ダイジェスト
周回は、海老根恵太-稲村成浩、石丸寛之-合志正臣、永井清史-村上博幸、平原康多-武田豊樹-神山雄一郎。
残り二周前の3コーナーで平原が上昇開始。合わせて永井も上昇し前を取った海老根の横まで来るが、平原は打鐘まで先頭に。後方を見ながら平原は前に踏みこむと、下がった石丸が関東の4番手を確保。そのまま先行態勢に平原は入って一気に加速。平原-武田-神山、石丸-合志、少し離れて永井-村上、海老根-稲村で最終ホームを通過。
最終3コーナーで、武田が平原の番手から抜け出て、そのままゴールし優勝となった。2位は番手の神山。3位は関東を追走した石丸。


決勝ゴール。平原の番手から抜け出た5番武田が優勝。


関東勢が胴上げ!


表彰。優勝武田、2位神山、3位石丸。


ハイタッチで引き上げる武田。


お知らせ
明日から高松競輪場で「けいりんマガジンカップ」が開催されます。
優勝候補は片岡迪之選手でしょうか。
是非、こちらもお楽しみください。
http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/racelist?KCD=71&KBI=20090924

片岡迪之選手のプロフィールはこちら
http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/membprofile?SNO=014322


ダッグアウトから


4レース
直線追い込んで1着の山口富生

「調子は良かったみたいですね。前回から3.77のギアにしたんですけど、これが良かったみたいです。でも、グレードによってはどうかわかんないのと、ずっと重いギアを踏むとどうなるのかがわからないですからね。そこをちょっと試してみないとわからないですね。次は大垣FIなんですよ。地元だし、プレッシャーはあるけど頑張ります」
先行した渡邉一成の番手を死守した有坂直樹(5着)
「疲れた~。緊張してレースに臨むと、一気に2、3レース走ったくらい疲れるけど、その方が脚に刺激が入ってくるね。これで、またちょっと戻ったかな」

5レース
捲って1着の三宅達也

三宅伸に「昨日だろ、そのレースは!」と言われ、三宅達は「昨日出せれば万々歳だったんですけどねぇ。今の柴崎(淳)より(佐藤)友和の方が強いから、ムリでした(苦笑)」

6レース
坂本を交わして1着の三宅伸

「花月園、高松、ここと3回連続、亮馬と一緒なんですよ。今日はあんなに行ってくれるなんてびっくりしました。調子は悪くないですけど、腰痛があるから思いっ切り練習れきないのが苦しいね。それさえなければ丸ちゃん(石丸寛之)にもっといい勝負できるんですけど。もう、ドリームとかオリオンとかに出ても、相手は最新兵器なのにこっちは竹やり部隊ですからね。それくらいの差を感じます(苦笑)。さぁ、帰ったらSSブログ戦争ですよ(笑)。僕は山口幸二さんのこと尊敬しているのに、ねぇ」
モニターでレースを見ていた三宅達也は、三宅伸の1着を見ると「ダブル三宅だ!」と喜んだ。
2着に入った吉田敏洋
「亮馬が行くと思わなかった。失敗…。でも、春に骨折をして、ここまで早く調子を戻すことが出来ました。前回の骨折の時は先の見えない長いトンネルでしたけど、その経験を活かしてきてはいますね。変な言い方ですけど、僕には荊の道しかないのかも…みたいな(笑)。でも、それを乗り越えてこそつかめるものもあるだろうし、頑張ります」
先行した坂本亮馬が3着
「あそれもう引けないですからね。行くしかないですよ」

7レース
捲って1着の佐藤友和

「今開催は長かったですね。疲れた~。けど、2日目も出れなかったけど動き良かったし、残り2日間1着にこれたし、良かったです。いやぁ、展開に恵まれれば1着にこれますね!(笑)」なんて言う佐藤に他の選手が「展開じゃなく、すごい強かったです!」と。

8レース
小嶋敬二を交わして1着の山口幸二

「小嶋は後ろになったから頭にきて行ったんだって。僕にとってはラッキーと言えばラッキー。でも、しんどかった~。今は調子が悪いし、これがいいきっかけになってくれればいいんですけどね」
先行した小嶋敬二(3着)
「おいおいって、何で若いヤツが前を取らないの!(怒) 頭にきたから行きました!! あぁ~、若いヤツがやりあって、それを捲ろうと思ったのに、全然そんな展開にならなかった」
先行出来ずの山賀雅仁(9着)
「本物の強さを体験しました。行かなきゃって思って踏んでるんですけど、グォーって行かれました」

9レース
逃げ切り1着の浅井康太

「今日は展開ですよ。僕が先行するって思わなかったんでしょうね。すごく行きやすいタイミングになりました。でも、別に僕が先行したくないってわけじゃないんですよ。行かなきゃいけないという強制されるのがイヤなんです。戦法的に先行は好きですからね」

10レース
1着の成田和也

「良かった~。昨日ダメだったんで。切り替えてでもいかなきゃでしたね。なんで、今日1着取れて良かったです。本当は伏見(俊昭)さんとワンツー決めたかったけど、それが残念。これが終わってからナショナルチームの合宿です。これもいい練習になったかな?(笑)」
捲り追い込んで2着の渡部哲男
「今開催、見せ場はつくれたけど、どこかで1着を取りたかったですね。あれだけ声援もらったんだから頑張りたかった。あんなに声援もらったのは選手なって初めてですね。準決勝でダメで、声援もらったのにと思ったら涙が出ました」
先行した武井大介(9着)
「順番がきちゃったから行ったという感じですね。本当は成田さんの位置が欲しかったけど。自在でやるなら、ああいうところで動いちゃダメだって言われるんですけど、どうしてもガマンできないんですよね」

11レース
優勝した武田豊樹

「今日の優勝は、前で頑張ってくれた平原君と僕と神山さんの結束力の強さにつきると思います。4番手に石丸君がいるのを確認して、平原君のもう前に行ってくださいという感じを阿吽の呼吸で伝わってきて、3コーナーから思い切って行かせてもらいました。このメンバーでは関東の結束力が他よりも一枚上手かなと思ってました。地元の取手で行われる共同通信社杯も、この3人、それだけでなく関東1つになって、強いラインになっていきたいです。」
2着の神山雄一郎
「平原と武田の2人が頑張ってくれました。これでグランプリの出場権にはかなり近づいたけど、これからも気を引き締めて頑張ります」
3着の石丸寛之
「行かんといけなかったですね。でも、あの4番手の位置は行けないです…。すぐに(永井が)叩きにくるかと思ったんですけど。それで海老ちゃんもきて、もつれたところを行くようなイメージだったんですけどね。あとはラインの厚みですね」
4着の合志正臣
「石丸さんに全て任せていました。最後の結果はあれでしたけど、でも、ここまで戻ってこれたのが嬉しい。また頑張ります!」
5着の村上博幸
「打鐘であの4番手を取れたら逆に難しいですよね。内と外を見ないとあかんし。まぁ、脚的にすごく良かったから残念ですね」
6着の稲村成浩
「永井がもっと行くのかなと思ったんですけどね。自分も内を狙ったんですけどね…。また、頑張ります」
7着の永井清史
「4番手が取れたから、チャンスかなと思ったけど、そこに石丸さんにこられて、ちょうどのぼり口だったから行っても合わされるなと思って。離れたのが痛かったですね」
先行して9着の平原康多
「レース展開は完璧だったと思います。残れないのは自分が弱いだけですね」


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