「KEIRINMAGAZINE WEB」編集長・若生他がGレース競輪をレポート&色々な競輪NEWSを掲載します!
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第22回共同通信社杯春一番(GII)明日は決勝!
準決勝3個レースは面白かったですね。
10レースは皆見合って、残り1周でも誰も動けず。
中団をとっていた平原康多選手、武田豊樹選手が捲ってワンツー。差した武田選手が1着、2着平原選手、3着は逃げた浅井康太選手でした。
10レース残り1周
10Rゴール
11レースの伏見俊昭選手は、本当に強い。
いや、びっくり!
海老根恵太選手が行けずと思った瞬間に、自分で踏んで、1着。
伏見俊昭選手
それも、後方からすごい勢いで捲ってきた石丸寛之選手に合わせているのだから、凄すぎ。
で1着伏見選手、2着齋藤登志信選手、3着石丸選手。
11R残り1周
11R最終バック前
11Rゴール
12レースはもうどうなるの?という感じで、残り3周ぐらいから、永井清史選手が動いて、更に九州の松岡貴久選手も動いて、先頭員の後ろで牽制状態に。残り2周で、先頭員が退避すると、永井選手の後ろが松岡選手になったりで、スローに。
打鐘では、三宅選手が一気にかまして、先行。車間が空いて、追走したのが永井選手。最終バックで三宅選手を捕らえると、そのままゴールに行くのかと思ったら、井上選手が追い込んできて1着、2着永井選手、3着坂上樹大選手となりました。
井上選手も強い!
井上選手
12R残り1周
12Rゴール
さて明日はどのようなレースになるのでしょうか?
良いレースを期待したいですね。
さて本日は「あごめし」。「あご」とは飛び魚のことで、良い出汁がでるので、佐世保では良く使われている出汁の材料。それのご飯をいただきました。
「美味しい!」
素朴な味で、良い感じです。
では、ダッグアウトです。
■4レース(選抜)
●3番手から捲って1着の柴崎淳
「3・62は良い感じですね。あとはこのギアで先行をしたことがないので、その時にどうなるか。今日脚を使っている分、昨日とは内容的にも違いますね」
●先行3着の福田知也
「いいところでカマしていけたと思います。風もここまでと同じくらいだったし、柴崎君が来てから風受けなくなったので、もう一回頑張ろうと思って踏みました」
●7着の北津留翼
「ダメでしたね…。また一から出直してきます」
■5レース(選抜)
●豪快に捲った新田祐大が1着
「本当は突っ張ってでも先行しようと思っていたんですけど、それだと勝てないし、後ろについてくれた(山田)敦也さんも勝てなくなってしまうので、勝てるように今日は組み立てました。前もやりあっていたし、流れが良かったですね。道中は(坂本)健太郎さんの動きだけ注意してました。1着で本当に良かったです、また明日も頑張ります」
●2着の山田敦也
「素直にあいつ(新田祐大)は強いね! やりあっているのも見えたし、いいところで仕掛けていったと思いますよ。一瞬で離れてしまったから、あとはもう先行しているつもりで追っかけました。あれはもう意地です。今日の自分の戦法は『カマシ』でしたね…。でもしっかり付いていかないと抜くこともできないので、もっとしっかり練習していかないと」
●4着の武井大介
「稲垣(裕之)さんより前からの作戦でした。でも桐山は稲垣さんに完璧に合ってしまいましたね。モガキあいになったから、そのままあそこにいるのもつまらないから、自力で行ったんですけどダメでした」
●先行争いになった桐山敬太郎(9着)
「やられた! 稲垣(裕之)さんが突っ張ってくるとは思わなかった。途中まで計算通りだったんですけど、ジャンが勝負でしたね。あそこで出るか出られないかの勝負でした。稲垣さんもやる気でしたね…」
■6レース(選抜)
●濱田浩司の先行を差して紫原政文が1着
「恵まれましたね。濱田(浩司)君は捲りかカマシだと思っていたのに、まさか突っ張って先行してくれるとは。初日に自分で悪い流れを作って負けてしまったので、これで少しは良い流れになるかな。これからはSSシリーズに、宮杯、地元記念と続くので調子を上げて行きたいです」
●4着の神山拓弥
「もうちょっと仕掛けが遅めだったら良かったのに…。濱田さんを使って、自分でバックくらいで行こうと思っていたんですよ。でも2センターで来なかったら自分で踏んでいこうと思ったら濱田さんもかなり踏んでいて…一本棒になってしまっては…。今日はただ走っただけになってしまいました」
●9着の伊原克彦
「ちょうど前が駆けているところでいったから苦しかった…」
■7レース(特選)
●直線鋭く伸びた加藤慎平(1着)
「10年選手をやって、初めて気づきました。力を抜いたほうが、自転車は進みますね(笑)」
●追い上げ決まって2着の長塚智広
「大薗先輩と連係の時は良いアドバイスをもらえるので、いつも着が良いんですよね。今日はペースが上がったので、捲りではなく追い上げていきました。それにしても先輩(大薗)に抜かれなくて良かった(笑)」
●イン粘りで北分断に出た坂本亮馬(5着)
「北が2段駆けのような体勢で、佐藤(友和)さんが番手捲りしたら勝負になりませんからね。長塚さんが粘るなら引いても良いとは思ったんですけど、なんだか中途半端になってしまいました。最後は内があくのを待ってました。もっとしっかり取りきっていればワンツーだったのに、これも経験ですね」
●8着の佐藤友和
「(菅田)壱道には位置を守りきれなくて申し訳なかったけど、あれは仕方ないですね。外からも来てアンコになってしまって。外を牽制しても、内が復活してきてしまうし、どうしようもなかったですね」
■8レース(特選)
●逃げ切って1着の山崎芳仁
「やっと1勝(笑)! 競りは仕方ないけど、抑えて駆けて一本棒にしようと思いました。道中は6割の力で走って、捲りがきたら8割にして全部合わせようと。そんなに調子こいていて捲られたらシャレになんなかったですけどね。どうしても競輪祭を勝ってから、負けちゃいけないという意識が強すぎて、それが裏目に出てました。普段ならドシッと構えていたのに、すぐ前を詰めにいった結果、スピードに乗り切れていなかった。内藤さんが落車したのは残念ですけど、久々の1勝でホッとしました」
仲間にも「今年3勝目おめでとう!」と祝福?されると
山崎「これでSSシリーズには勝率0%のまま出ることがなくなって良かった!」
●大金星まであと一歩だった田中誠(2着)
「夢を見ちゃいました(笑)。あそこから捲っていけば、2着はあるなと思って踏んでいきました。でも山崎さんに見られて終わっちゃいました。あれだけ夢を見られれば良かったかな」
●4着の和田健太郎
「山崎さんの4番手に普通にスイッチして、そこからドンって踏めばよかったですね。一番やってはいけない展開にしてしまいました」
■9レース(特選)
●豪快に捲った小嶋敬二(1着)
「きつかったですよ。白戸(淳太郎)が誘導を切ってくれて、圭尚が出させられる格好で駆けてくれたら最高だったのに。白戸と位置を取り合っても仕方ないから、引いて捲りました。ギアがかかっているから、無駄足も使えないしね。今日は位置取りも含めて後ろを固めてくれた2人のおかげです」
●菊地圭尚の番手から成田和也が2着
「牽制した時に小嶋さんが止まったと思ったんですけど、パッと見たら上の方で休んでいましたね…」
●小嶋マークから3着の山口幸二
「踏み出しは良いけど、大ギアは道中の伸びがすごい。小さいギア倍では対応できない。もう少しなんとかしないと…」
●4着の阿部康雄
「菊地君もかなりかかっていましたけど、行かれてしまいましたね。大ギアがかかってしまうとなかなか止まらないですね」
●先行5着の菊地圭尚
「調子も良かったし、気合いも入っていました。最後まで踏めていますけど、あともうちょっとですね。この壁を越えられれば、もっと良くなるんですけど」
■10レース(準決勝)
●平原康多マークの武田豊樹が1着
「平原はちょうど山田(裕仁)さんが動けないところで仕掛けていきました。浅井(康太)君もかなり踏んでいたから、踏み出しでどうかなって思ったけどね。あとは村上(義弘)、山田(裕仁)さんのところを警戒していました。先行同士で並んだら、あまりワンツーが決まらないから緊張感がありましたね。離れたりしたらみっともないし、普段前を走っているので緊張しました」
●力でねじ伏せた平原康多が2着
「誰も来ないなら自分で行くしかないですからね。けっこう良い感じで踏めたと思います。後ろが緩んでいるんだから、あそこを逃したらダメ。あとは力勝負だなと思って、山田(裕仁)さんのところだけ注意してました。武田(豊樹)さんとは相性が良いですね」
●先行3着の浅井康太
「(ビッグ初優出で)嬉しいです! 平原さんには行かれてしまいましたけど、前々に踏んでいくしかないですからね。最後はちょっと危なかったですけど。先行で3着に残れたので、自信になりました」
●タイヤ差で4着の村上義弘
「ちょっと4コーナーで山田(裕仁)さんに絡んだ分、最後に伸びきりませんでした。でもあんなレースになるとは思っていませんでしたね。最近の選手自身の考えに自分がついていけてないのかも。勝負師として、僅差で負けるなんて勝負弱かったです」
●7着の新田康仁
「最初から関東につけばよかったかな。前から2番目のラインについていこうと思っていたんです。そこから様子を見て位置を決めようと思ったら、誰も動かない(苦笑)。真後ろから来たし、悔しいですね」
■11レース(準決勝)
●鋭い捲りで伏見俊昭が3連勝を決める
「あそこで行かないと共倒れになってしまうからね。矢口(啓一郎)が突っ張るとも思わなかったけど、海老根(恵太)君が頑張ってせっかく行ってくれたし、後ろから何か気配がしたんですよね。後ろを確認したら遅れてしまうので、一瞬の判断で踏んでいきました。脚の感触は良いと思います」
●伏見マークの齋藤登志信が2着
「伏見さんにそんなに余裕がないのかなって思っていたんですけど、全然そんなことなかったですね。車間があいたんですけど、なんとか伏見君と絡まないといけないと思いました。今回は運もありますね」
●微差を制して石丸寛之が3着
「普通なら(渡部)哲男とのワンツーの展開ですよね。あれに合わせるなんて、伏見さんが強すぎですよ。僕もなんとか粘れたけど、外のスピードが良かったから5着くらいかなと諦めていました。みんなも苦笑いしてましたし(笑)。今回は変なツキがありますね、3着3着3着で」
●4着の渡部哲男
「内を締めとかないといけなかったかな。内締めて外に行かれるよりも、自分がそとに行ったほうが良いと思って…。最後も一緒にバックを踏んでしまったし…」
●5着の金子貴志
「最後は外に持ち出せたんですけど、仕方ないですね。その前までにそれなりに脚も使ってました。でもしっかり力を出し切れました。伏見さんも強かったし、石丸さんのスピードも凄かったですよ」
■12レース(準決勝)
●直線鋭く伸びた井上昌己が3連勝!
「あそこからの中部の抑えは想像してませんでした。でも今日はジャン過ぎからすごく余裕がありました。(地元ビッグの決勝に)乗れて良かった! 仕上がりも良いと思います。今回は連日、流れも良いですね」
●捲って2着の永井清史
「九州勢を出してしまったら遅いから、絶対に抵抗しようと決めていました。坂上(樹大)さんの援護も大きかったですね。良い位置が取れたし、ギアも3・92がかかってなかったらきつかったと思います」
●永井マークの坂上樹大は3着
「思っていた展開とは違いましたね。前取ってからカマす作戦だったんですけど、前を取られて突っ張られたら、ああするしかないですよね。その作戦はうまくいったと思います。明日もしっかり中部ラインを固めて、中部から優勝を出したいですね!」
●5着の中川誠一郎
「きつかった…。内を締めて回ってましたが、最後は坂上さんの牽制に振られてしまった。行ったと思ったんですけどね」
●7着の荻原尚人
「後方では全然ダメ。何も出来ずつまらなかった。内にいってもどこまで行けるか分からなかったし…」
●カマして先行した三宅達也(9着)
「調子は良かったのにダメでしたね。リラックスしていたんですけど、なんかあのハイペースに惑わされましたね。出来が良かっただけに悔しいけど、仕方ないです。石丸さんに続けなかったのは残念だけど、力は出し切れました」
10レースは皆見合って、残り1周でも誰も動けず。
中団をとっていた平原康多選手、武田豊樹選手が捲ってワンツー。差した武田選手が1着、2着平原選手、3着は逃げた浅井康太選手でした。
10レース残り1周
10Rゴール
11レースの伏見俊昭選手は、本当に強い。
いや、びっくり!
海老根恵太選手が行けずと思った瞬間に、自分で踏んで、1着。
伏見俊昭選手
それも、後方からすごい勢いで捲ってきた石丸寛之選手に合わせているのだから、凄すぎ。
で1着伏見選手、2着齋藤登志信選手、3着石丸選手。
11R残り1周
11R最終バック前
11Rゴール
12レースはもうどうなるの?という感じで、残り3周ぐらいから、永井清史選手が動いて、更に九州の松岡貴久選手も動いて、先頭員の後ろで牽制状態に。残り2周で、先頭員が退避すると、永井選手の後ろが松岡選手になったりで、スローに。
打鐘では、三宅選手が一気にかまして、先行。車間が空いて、追走したのが永井選手。最終バックで三宅選手を捕らえると、そのままゴールに行くのかと思ったら、井上選手が追い込んできて1着、2着永井選手、3着坂上樹大選手となりました。
井上選手も強い!
井上選手
12R残り1周
12Rゴール
さて明日はどのようなレースになるのでしょうか?
良いレースを期待したいですね。
さて本日は「あごめし」。「あご」とは飛び魚のことで、良い出汁がでるので、佐世保では良く使われている出汁の材料。それのご飯をいただきました。
「美味しい!」
素朴な味で、良い感じです。
では、ダッグアウトです。
■4レース(選抜)
●3番手から捲って1着の柴崎淳
「3・62は良い感じですね。あとはこのギアで先行をしたことがないので、その時にどうなるか。今日脚を使っている分、昨日とは内容的にも違いますね」
●先行3着の福田知也
「いいところでカマしていけたと思います。風もここまでと同じくらいだったし、柴崎君が来てから風受けなくなったので、もう一回頑張ろうと思って踏みました」
●7着の北津留翼
「ダメでしたね…。また一から出直してきます」
■5レース(選抜)
●豪快に捲った新田祐大が1着
「本当は突っ張ってでも先行しようと思っていたんですけど、それだと勝てないし、後ろについてくれた(山田)敦也さんも勝てなくなってしまうので、勝てるように今日は組み立てました。前もやりあっていたし、流れが良かったですね。道中は(坂本)健太郎さんの動きだけ注意してました。1着で本当に良かったです、また明日も頑張ります」
●2着の山田敦也
「素直にあいつ(新田祐大)は強いね! やりあっているのも見えたし、いいところで仕掛けていったと思いますよ。一瞬で離れてしまったから、あとはもう先行しているつもりで追っかけました。あれはもう意地です。今日の自分の戦法は『カマシ』でしたね…。でもしっかり付いていかないと抜くこともできないので、もっとしっかり練習していかないと」
●4着の武井大介
「稲垣(裕之)さんより前からの作戦でした。でも桐山は稲垣さんに完璧に合ってしまいましたね。モガキあいになったから、そのままあそこにいるのもつまらないから、自力で行ったんですけどダメでした」
●先行争いになった桐山敬太郎(9着)
「やられた! 稲垣(裕之)さんが突っ張ってくるとは思わなかった。途中まで計算通りだったんですけど、ジャンが勝負でしたね。あそこで出るか出られないかの勝負でした。稲垣さんもやる気でしたね…」
■6レース(選抜)
●濱田浩司の先行を差して紫原政文が1着
「恵まれましたね。濱田(浩司)君は捲りかカマシだと思っていたのに、まさか突っ張って先行してくれるとは。初日に自分で悪い流れを作って負けてしまったので、これで少しは良い流れになるかな。これからはSSシリーズに、宮杯、地元記念と続くので調子を上げて行きたいです」
●4着の神山拓弥
「もうちょっと仕掛けが遅めだったら良かったのに…。濱田さんを使って、自分でバックくらいで行こうと思っていたんですよ。でも2センターで来なかったら自分で踏んでいこうと思ったら濱田さんもかなり踏んでいて…一本棒になってしまっては…。今日はただ走っただけになってしまいました」
●9着の伊原克彦
「ちょうど前が駆けているところでいったから苦しかった…」
■7レース(特選)
●直線鋭く伸びた加藤慎平(1着)
「10年選手をやって、初めて気づきました。力を抜いたほうが、自転車は進みますね(笑)」
●追い上げ決まって2着の長塚智広
「大薗先輩と連係の時は良いアドバイスをもらえるので、いつも着が良いんですよね。今日はペースが上がったので、捲りではなく追い上げていきました。それにしても先輩(大薗)に抜かれなくて良かった(笑)」
●イン粘りで北分断に出た坂本亮馬(5着)
「北が2段駆けのような体勢で、佐藤(友和)さんが番手捲りしたら勝負になりませんからね。長塚さんが粘るなら引いても良いとは思ったんですけど、なんだか中途半端になってしまいました。最後は内があくのを待ってました。もっとしっかり取りきっていればワンツーだったのに、これも経験ですね」
●8着の佐藤友和
「(菅田)壱道には位置を守りきれなくて申し訳なかったけど、あれは仕方ないですね。外からも来てアンコになってしまって。外を牽制しても、内が復活してきてしまうし、どうしようもなかったですね」
■8レース(特選)
●逃げ切って1着の山崎芳仁
「やっと1勝(笑)! 競りは仕方ないけど、抑えて駆けて一本棒にしようと思いました。道中は6割の力で走って、捲りがきたら8割にして全部合わせようと。そんなに調子こいていて捲られたらシャレになんなかったですけどね。どうしても競輪祭を勝ってから、負けちゃいけないという意識が強すぎて、それが裏目に出てました。普段ならドシッと構えていたのに、すぐ前を詰めにいった結果、スピードに乗り切れていなかった。内藤さんが落車したのは残念ですけど、久々の1勝でホッとしました」
仲間にも「今年3勝目おめでとう!」と祝福?されると
山崎「これでSSシリーズには勝率0%のまま出ることがなくなって良かった!」
●大金星まであと一歩だった田中誠(2着)
「夢を見ちゃいました(笑)。あそこから捲っていけば、2着はあるなと思って踏んでいきました。でも山崎さんに見られて終わっちゃいました。あれだけ夢を見られれば良かったかな」
●4着の和田健太郎
「山崎さんの4番手に普通にスイッチして、そこからドンって踏めばよかったですね。一番やってはいけない展開にしてしまいました」
■9レース(特選)
●豪快に捲った小嶋敬二(1着)
「きつかったですよ。白戸(淳太郎)が誘導を切ってくれて、圭尚が出させられる格好で駆けてくれたら最高だったのに。白戸と位置を取り合っても仕方ないから、引いて捲りました。ギアがかかっているから、無駄足も使えないしね。今日は位置取りも含めて後ろを固めてくれた2人のおかげです」
●菊地圭尚の番手から成田和也が2着
「牽制した時に小嶋さんが止まったと思ったんですけど、パッと見たら上の方で休んでいましたね…」
●小嶋マークから3着の山口幸二
「踏み出しは良いけど、大ギアは道中の伸びがすごい。小さいギア倍では対応できない。もう少しなんとかしないと…」
●4着の阿部康雄
「菊地君もかなりかかっていましたけど、行かれてしまいましたね。大ギアがかかってしまうとなかなか止まらないですね」
●先行5着の菊地圭尚
「調子も良かったし、気合いも入っていました。最後まで踏めていますけど、あともうちょっとですね。この壁を越えられれば、もっと良くなるんですけど」
■10レース(準決勝)
●平原康多マークの武田豊樹が1着
「平原はちょうど山田(裕仁)さんが動けないところで仕掛けていきました。浅井(康太)君もかなり踏んでいたから、踏み出しでどうかなって思ったけどね。あとは村上(義弘)、山田(裕仁)さんのところを警戒していました。先行同士で並んだら、あまりワンツーが決まらないから緊張感がありましたね。離れたりしたらみっともないし、普段前を走っているので緊張しました」
●力でねじ伏せた平原康多が2着
「誰も来ないなら自分で行くしかないですからね。けっこう良い感じで踏めたと思います。後ろが緩んでいるんだから、あそこを逃したらダメ。あとは力勝負だなと思って、山田(裕仁)さんのところだけ注意してました。武田(豊樹)さんとは相性が良いですね」
●先行3着の浅井康太
「(ビッグ初優出で)嬉しいです! 平原さんには行かれてしまいましたけど、前々に踏んでいくしかないですからね。最後はちょっと危なかったですけど。先行で3着に残れたので、自信になりました」
●タイヤ差で4着の村上義弘
「ちょっと4コーナーで山田(裕仁)さんに絡んだ分、最後に伸びきりませんでした。でもあんなレースになるとは思っていませんでしたね。最近の選手自身の考えに自分がついていけてないのかも。勝負師として、僅差で負けるなんて勝負弱かったです」
●7着の新田康仁
「最初から関東につけばよかったかな。前から2番目のラインについていこうと思っていたんです。そこから様子を見て位置を決めようと思ったら、誰も動かない(苦笑)。真後ろから来たし、悔しいですね」
■11レース(準決勝)
●鋭い捲りで伏見俊昭が3連勝を決める
「あそこで行かないと共倒れになってしまうからね。矢口(啓一郎)が突っ張るとも思わなかったけど、海老根(恵太)君が頑張ってせっかく行ってくれたし、後ろから何か気配がしたんですよね。後ろを確認したら遅れてしまうので、一瞬の判断で踏んでいきました。脚の感触は良いと思います」
●伏見マークの齋藤登志信が2着
「伏見さんにそんなに余裕がないのかなって思っていたんですけど、全然そんなことなかったですね。車間があいたんですけど、なんとか伏見君と絡まないといけないと思いました。今回は運もありますね」
●微差を制して石丸寛之が3着
「普通なら(渡部)哲男とのワンツーの展開ですよね。あれに合わせるなんて、伏見さんが強すぎですよ。僕もなんとか粘れたけど、外のスピードが良かったから5着くらいかなと諦めていました。みんなも苦笑いしてましたし(笑)。今回は変なツキがありますね、3着3着3着で」
●4着の渡部哲男
「内を締めとかないといけなかったかな。内締めて外に行かれるよりも、自分がそとに行ったほうが良いと思って…。最後も一緒にバックを踏んでしまったし…」
●5着の金子貴志
「最後は外に持ち出せたんですけど、仕方ないですね。その前までにそれなりに脚も使ってました。でもしっかり力を出し切れました。伏見さんも強かったし、石丸さんのスピードも凄かったですよ」
■12レース(準決勝)
●直線鋭く伸びた井上昌己が3連勝!
「あそこからの中部の抑えは想像してませんでした。でも今日はジャン過ぎからすごく余裕がありました。(地元ビッグの決勝に)乗れて良かった! 仕上がりも良いと思います。今回は連日、流れも良いですね」
●捲って2着の永井清史
「九州勢を出してしまったら遅いから、絶対に抵抗しようと決めていました。坂上(樹大)さんの援護も大きかったですね。良い位置が取れたし、ギアも3・92がかかってなかったらきつかったと思います」
●永井マークの坂上樹大は3着
「思っていた展開とは違いましたね。前取ってからカマす作戦だったんですけど、前を取られて突っ張られたら、ああするしかないですよね。その作戦はうまくいったと思います。明日もしっかり中部ラインを固めて、中部から優勝を出したいですね!」
●5着の中川誠一郎
「きつかった…。内を締めて回ってましたが、最後は坂上さんの牽制に振られてしまった。行ったと思ったんですけどね」
●7着の荻原尚人
「後方では全然ダメ。何も出来ずつまらなかった。内にいってもどこまで行けるか分からなかったし…」
●カマして先行した三宅達也(9着)
「調子は良かったのにダメでしたね。リラックスしていたんですけど、なんかあのハイペースに惑わされましたね。出来が良かっただけに悔しいけど、仕方ないです。石丸さんに続けなかったのは残念だけど、力は出し切れました」
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