初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画「巴里の屋根の下」

2015年07月09日 20時10分37秒 | Weblog


奥の部屋の電蓄で

シャンソン「巴里の屋根の下」が

流れていました

… … …

両親は音楽が好きで

この「巴里の屋根の下」は

映画の主題歌でした



このフランス映画は

ルネ・クレール監督の

最初のトーキー映画でした

制作が1930年で

公開が1931年ですから

私が生まれる前に両親は

すでに見ていたのでしょう



カツドウ屋だった父親が

母親に「予算があったら日本でも作れる…」と

話していたのが、

子供心に妙に気になっていました



テレビの懐かしの名画劇場?で

「巴里の屋根の下」を放映していました

タイトルが済んでファースト・カットで

シルエットの屋根の煙突をパンして

街並みの俯瞰フルショットになります

カメラはそのまま、街の中に降りてくる

凄いショットで始まります



街並みは多分、オープン・セットで

セットの上から斜めにレールを敷いて

キャメラを乗せたトロッコで移動ショットを

撮影したのではないでしょうか。

まったくの想像ですが…



父親が「予算があれば…」の言葉は

このショットを指していたのかも知れません。








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2 コメント

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Unknown (在外日本人)
2015-07-09 22:16:34
読み応えのある コメント
お育ちになった家庭、御両親の在り様。
手に取るように分かります。
ペールギュント ご婦人には人気がない(積極的に嫌いのようです)
わが連れ合いも 同じです。
何がそうさせるのか。
音楽学者に聞いてみたいですね。

資料写真の 整理の良さも特筆すべき。
電蓄の写真。
手回し 蓄音機の写真。

コメントともに 資料写真類を
DVDに落とされたら如何?
ご子息は言うまでもなく お孫さんにも伝わる「家宝」になるでしょう。
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ペールギュント (Keidate1)
2015-07-10 09:24:32
在外日本人さま。あたたかいコメントありがとうございます。ペールギュントがそちらでも不人気だそうで…。不思議ですね。
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