なんと、映画「プラン75」が、アマゾンプライムに。
話題になっていた映画なので、見たいと思っていました。
主演の倍賞千恵子さんは、この映画で、なんか賞をお取りになりました。
ユートピアの反対の、ディストピア・・・破滅的な近未来を描いている。
内容は、ご存じの方も多いと思いますが、
75歳をすぎたら、安楽死を選べるという制度を、
政府が推進することを国会で決議した。
はっきり言って、私はこの映画を、受け止めることはできませんでした。
生命に対する冒とく。
その仕事をしている若者三人は、疑問をいだくようになる。
でも、彼らの決断は描かれない。
だからどうする、、、、というところまでは描かれていない。
観る人にゆだねられているのでしょう。
問題提起。
主人公の倍賞千恵子さんは、最終的には拒否した。
彼女も、受け入れることはできなかった。
しかし、だからと言って、そこに「希望」があるというのだろうか?
受け止めきれない、消化不良のものが私の胸に残りました。
映画の中の言葉に、「かつて日本人は、国のために死ぬことをよしとした」(太平洋戦争の時のこと)
「だから、この国の未来のために、老人は命を捨てよう」という意味のことをいう。
そのような国に、誰が住みたいと思うのだろうか。
しかし過去の歴史は、国のために命を捨てた、多くの若者たちがいたことを記している。
ごらんになった方がありましたら、感想をお聞きしたいです。
たぶん、これを観る年齢によっても、受け止め方はさまざまだろうと思います。
今年のミモザ (northland art studioさんからお借りしました。
お写真をありがとうございます。
ミモザという響きに、心魅かれます。+