NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀は、このごろはあまり見ていなかったのですが、
偶然、途中から見ました。
校正は、少しやったことがありますので、とても興味深く見ました。
大西寿男さんは、誠実な丁寧な仕事ぶりが評価され、出版社からの依頼も多いという。
『陸王』や、『推し、燃ゆ』も手掛けられたとか。
しかし、苦悩の日々もあったようです。
作家は創造するけれど、校正者は、創造するのではない。
けれど、校正をするには、幅広い知識と、根気よく調べる力が要求される。
間違いを見つけて当たり前で、見つけられなければ謝らなければならないという立場。
地味な、確かに縁の下の仕事。
その仕事で、認められるというのは、すごいことだと思いました。
「言葉の守り人」指名殺到の校正者。
黒子に徹する生き方に学びたい。
目立つことが好きな人は、たくさんいるのかもしれません。
でも、人目につかないところで、真面目に、誠実に仕事をする人は、
神さまが見ていてくださると思う。
人さまに喜ばれることを、秘かにしたいなあと思う、今日この頃です。
夜の東京タワー (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
思えば、東京タワーも、しっかり立って、永く仕事をしている。
修学旅行で登った、遠い、遠い日の思い出がよみがえる。