今年の3月28日に亡くなった坂本龍一さんの本
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』
この題名は、自らが音楽を担当した映画「シェルタリングスカイ」に出てくる言葉。
鈴木正文さんが聞き書きをした、闘病記でもあるらしい。
坂本龍一さんは、最後の最期まで、音楽活動を、作曲をなさっていました。
NHKのお気に入りのスタジオでの演奏。。。
自分の死を見据えての演奏は、聴くのが辛いほどでした。
明らかに、最期の姿を残そうと思った映像。
「音楽は自由にする」という言葉を生きた人だった。
ゲストの中森明夫さん(サブカルチャー作家)は、なんと、
坂本龍一さんと親しく(可愛がってもらっていた)しておられ、
ラジオ番組も一緒にしたほど。
高橋源一郎さんと坂本龍一さんは、どこか似てると中森さんは言う。
二人は1歳違い。
だから同じ時代を生きてきた。
同じ音楽を聴き、同じテレビを見て、同じ社会情勢を生きた。
団塊の世代と違って、優しさがあると中森さんは感じたとか。
同世代というのは、確かに不思議なものです。
今日、中学の同窓会の案内葉書がきました。
大河ドラマの三河方面へのバスツアーとか。
故郷を離れているので、参加はできませんが、
みんな(同じ!!)歳を取ったのでした。
ベコニア (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
うちのベコニア(鉢植え)も咲いています。